琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社(沖縄県中頭郡中城村)より、張一博監督が今シーズン限りで監督職を退任することが発表され、チーム関係者、ファンから感謝の声が多数寄せられています。張監督は、選手としてチームの初年度から活躍し、以降は監督として数々の重要な成績を収めてきました。
張監督のTリーグでの成績は、選手としてダブルス1勝3敗、監督としては78勝51敗で、プレーオフファイナルでの優勝を2回、レギュラーシーズンでの優勝も1回掲げています。彼はチームの基盤を築く重要な役割を果たし、2度の日本一を達成した功労者です。この偉業は琉球アスティーダの歴史の中で特筆すべきものであり、多くのファンやサポーターに夢と感動を提供してきました。
さらに、張監督は卓球の普及活動にも尽力しました。彼の指導によって、地域の卓球愛好者が増え、次世代の選手たちが育つ環境が整えられました。その姿勢からは、地域への深い思いが伺えます。
退任に際し、張監督は「自分にこの大役を託してくださった早川代表をはじめ、選手たち、ファンの皆様に心から感謝しています」とコメントし、7年間の監督生活を振り返りました。彼は選手たちの成長を見守りながら、共に努力して築き上げた二度の日本一を誇りに思っています。また、ファンの温かな応援が彼の力になったとも語り、多くの感謝の意を示しました。
琉球アスティーダの代表である早川周作氏も、「張監督はチーム創設時から共に汗を流し、ゼロから強固なチームを築いてくれました。選手を常に支え、和を重んじる姿勢はチームのアイデンティティそのものです」と張監督の功績を称えました。
これまでに築き上げた基盤と多くの感動を残した張監督の退任について、琉球アスティーダの関係者は新たなステージでの活躍を願っています。オフィシャルウェブサイトでも感謝の声明が載せられ、彼の業績が深くチームの歴史に刻まれることが改めて強調されています。
今回の退任はチームにとって新しい旅立ちの時でもありますが、張監督が残した功績は決して色あせることはありません。ファンやスポンサー、地域の皆様に寄り添い、愛され続けてきた張監督には、これからの新たなチャレンジに向けて大いなる期待とエールが送られています。今後も琉球アスティーダと地域卓球の発展が進むことを願うばかりです。