播州信用金庫に導入されるビジネスマッチングシステムの新展開

リンカーズ株式会社が提供する金融機関向けビジネスマッチングシステム『Linkers for BANK』（以下、LFB）が兵庫県姫路市の播州信用金庫に導入されることが決まりました。これは、地域金融機関と事業会社が取り扱うビジネスマッチングを一元的に管理することを目的としたサービスであり、商談機会の増加による地域経済の活性化に貢献することを期待されています。

LFBの概要と特長

リンカーズは2018年からLFBのサービス提供を開始し、これまで全国で46機関に導入されてきました。LFBは、情報を一元管理することでビジネスマッチングの効率を向上させる機能を備えており、その結果として、これまで約33万件の商談が創出され、地域経済への影響が期待されています。さらに、導入機関は商談件数と成約件数が約200%増加し、マッチング関連の収益が約450%増加しているという実績があります。

ビジネスマッチングの効果

LFBを通じて発生した商談は、地域の企業に新たな収益機会を提供し、地元経済の活性化に寄与しています。リンカーズの蓄積されたノウハウを活かして、マッチング機能はゼロからでも利用できるため、金融機関や企業はスムーズにビジネスマッチングに取り組むことが可能です。

登録企業は約285万社、行職員は約3.5万人に及び、全国規模でのマッチングが行えるため、地域の枠を超えた新たなビジネスチャンスが生まれています。取引先の潜在ニーズを引き出す機能も搭載されており、スキルに依存せずにマッチングが実現できます。

今後の展望

リンカーズは今後も、LFBのネットワークを拡大し、機関同士の連携を強化することに注力していくとのこと。また、播州信用金庫におけるこのシステム導入は、今後の地域金融機関の活性化の大きな一歩になると期待されています。これにより、さらなるビジネスマッチングの機会が創出され、地域経済がより一層発展することが期待されます。