住友不動産建物サービス、業務効率化を加速する「POWER EGG」を導入
住友不動産建物サービス株式会社は、業務のデジタル化を進めるために「POWER EGG」を導入しました。このシステムは、汎用申請ワークフローやWebデータベースを提供し、ペーパーレス化やITスキルの向上を実現しています。導入から5年が経過した現在、同社は年間20万枚以上の紙を削減しながら、業務改善を推進しています。
「POWER EGG」導入の背景
住友不動産グループのマンション管理会社として活動を続けている同社は、1973年の設立以来、質の高いサービスを提供してきました。しかし、社内の申請手続きが紙に依存していたため、業務の非効率性が問題となっていました。また、全国各地に分散したマンションとのコミュニケーションや、Excelベースでの集計業務が煩雑で、業務負担にも大きく影響していました。このような状況下で、業務の効率化が急務となっていたのです。
「POWER EGG」による成果
「POWER EGG」の導入により、いくつかの大きな成果が報告されています。まず、年間20万枚以上の紙を削減できたことが挙げられます。紙やExcelに依存していた業務をデジタル化することで、ペーパーレス化が進み、オフィス内の保管スペースも半分以下になりました。この結果、環境負荷の軽減とともに業務効率化を実現しました。
次に、社内のITスキルも向上しました。業務効率化のためにITスキルが必要とされる中で、データ連携ツールやRPAツールの活用が増え、基幹システムとの連携も進みました。これにより、業務の幅が広がっています。
さらに、現場業務のスピードアップも見逃せません。マンション管理員はスマートフォンからWebデータベースにアクセスできるようになり、作業の効率が大幅に向上しました。確認作業の簡素化や情報の可視化が実現し、さらに業務の効率が高まっています。
今後の展望
ディサークル株式会社は、引き続き顧客の業務課題に真摯に向き合い、DX推進を支援するソリューションの提供に努めていく方針です。今後も、「POWER EGG」を通じて、他の企業も業務改善やIT活用の拡大を実現できることを期待しています。
「POWER EGG」とは
「POWER EGG」は、業務のデジタル化を支援するツールであり、汎用申請ワークフローやWebデータベース、グループウェアなどの機能を備えています。日本企業特有の複雑な組織にも対応できる柔軟性を持ちながら、効率化や生産性向上を追求しています。顧客のニーズに応じた機能拡張や連携が可能で、パッケージ版とクラウド版が用意されています。2025年6月末時点で、国内1,590社に約63万ライセンスを販売する実績があります。
詳しい情報は
ディサークルの公式サイトと
POWER EGG製品サイトで確認できます。