HTBが2024年度視聴率で史上初の4冠を達成
HTB(北海道テレビ放送)は、2024年度の視聴率において、開局以来初めての4冠を達成しました。この快挙は、個人全体視聴率、世帯視聴率ともに全日、ゴールデン、プライム、ノンプライムの4部門でトップを獲得したことを意味します。視聴率の設定期間は2024年4月1日から2025年3月30日までで、ビデオリサーチの調査に基づいています。
自社制作番組の成功
HTBの好成績は、特に自社制作の番組に支えられています。朝の情報番組「イチモニ!」は、月曜日から金曜日の朝6時から8時の枠で放送され、7時台の個人全体視聴率で7.8%を記録し、同時間帯で1位となりました。また、土曜日の朝6時30分からの放送枠でも高い視聴率を維持しています。
夕方の「イチオシ!!」も、月曜から木曜は午後3時45分から7時、金曜日は午後3時45分から6時50分に放送され、安定した数字を出しています。バラエティ番組「錦鯉が行く!のりのり散歩」も、土曜日の午後に高人気を誇るコンテンツとして視聴者から支持されています。
スポーツコンテンツの影響
また、2024年度には北海道日本ハムファイターズの試合中継や、「世界野球プレミア12」、さらには「2026FIFAワールドカップアジア最終予選」などのスポーツコンテンツも高視聴率を記録しています。これらの番組は、特にスポーツファンに愛され、多くの視聴者を集める要因となっています。
報道番組も好調
報道情報番組においても、「羽鳥慎一モーニングショー」や「大下容子ワイド!スクランブル」、「報道ステーション」といった人気番組が高視聴率を維持しています。これらは視聴者が求める情報をタイムリーに届けることで、支持を集めています。
地域に根付く制作姿勢
HTBの編成部は、「地域に密着した生活情報や皆さまに愛される番組をお届けすることを地道に続けてきた結果、今回の4冠を達成することができました」とコメントしています。日々HTBを視聴している視聴者に感謝の意を表し、今後も多くの人々に支持される番組を制作し続けると伝えています。
まとめ
HTBの2024年度視聴率4冠達成は、地域に根ざした番組制作と視聴者ニーズに応える取り組みがもたらした成功の表れです。これを機に、さらなる質の高いコンテンツを提供し続けることが期待されています。