ゲーム型情報リテラシー教育プログラム「レイのブログ」の教材版リリース
株式会社Classroom Adventureが2026年7月7日に新しいゲーム型情報リテラシー教育プログラム「レイのブログ」の教材版をリリースすることを発表しました。このプログラムは、すでに世界13カ国で300校以上の教育機関で導入されており、学校の現場での活用が期待されています。この教材を通じて、生成AIによるフェイク情報の体験やSNSにおける情報との向き合い方を学ぶことで、学生たちが自身で真実を見極める力を育成します。
増大する誤情報問題と教育的ニーズ
近年、SNSの普及や生成AI技術の進展により、誤情報や偽情報が拡散することが深刻な社会問題になっています。この状況を受けて、世界経済フォーラムの報告書では「誤情報・偽情報」が最も懸念される短期的な脅威とされています。日本国内でも、能登半島地震の際の偽の救助要請といった事例があるように、誤った情報が社会に大きな混乱を招くことがあります。
文部科学省は、2030年度以降の学習指導要領において、情報モラルやメディアリテラシーの教育時間を増やす案を検討しています。その一方で、生成AIを活用したリテラシー教育の重要性も高まっています。
「レイのブログ」の特長
「レイのブログ」は、誤情報や偽情報をテーマとした革新的な教育プログラムです。ストーリーと実際のインターネットを活用した没入型の謎解きゲームを通じて、参加者はファクトチェッカーが使用する検証手法を自然に学ぶことができます。このプログラムでは、生成AIを使って偽情報を作成する体験も含まれ、参加者が自ら情報の重要性と向き合うことができます。
教材版の具体的な特徴
新たにリリースされる教材版は、以下の3つの特徴を持っています:
1.
キャラクターによるレッスン動画
学生の興味を引くキャラクターが登場し、ゲーム進行や学習ポイントをわかりやすく解説します。これにより、教師の負担が軽減され、生徒の没入感も高まります。
2.
生成AIによるフェイク体験
新技術を取り入れ、利用者が安全に偽情報を生成できるモジュールを搭載。生成AIにおけるハルシネーションの体験により、危険性について学ぶことが可能です。
3.
事前研修マニュアルと動画
初めて情報リテラシー教育を実施する教師でも安心して授業を進めるための詳細な指導案やスライド、事前準備マニュアルを用意しています。
世界大会参加資格と体験会の実施
「レイのブログ」を通じて学んだ生徒には、国際的なファクトチェック競技「GenAsia Challenge」への予選参加資格が与えられます。この大会は、若者同士で検索力や検証スキルを競い合うことで、より高いモチベーションを引き出します。教育機関向けのオンライン体験会も定期的に行っており、実際の教材に触れる機会を提供しています。
今後の展望
株式会社Classroom Adventureは、教育現場のニーズに応じて情報リテラシー教育の拡充を図ります。生成AIの進化に伴い、学生たちが情報に踊らされることなく、主体的に社会に関わる基盤を構築するために努力を続けます。知識を一方的に教えるのではなく、参加者が夢中になりながら考え、楽しむことができるような「楽しすぎる」教育体験を提供し、世界中の教育機関に広めることを目指しています。
企業情報
株式会社Classroom Adventureは、慶應義塾大学の学生が設立したEdtechスタートアップです。「Make maenomeri(前のめりをつくる)」をミッションに掲げ、ゲーミフィケーションを取り入れた学びを創造しています。主力プログラム「レイのブログ」は、世界中で50,000人以上が体験中。今後も積極的に教育界に貢献していく方針です。公式サイト:
Classroom Adventure