シニア層のポイ活事情に迫る
2025年1月8日、アイブリッジ株式会社が運営するポイントサイト「フルーツメール」は、60歳以上の男女1,000人を対象にポイ活に関する調査を実施しました。その結果、シニア層においてポイ活の活発さが見え、注目を集めています。
ポイ活の普及状況
調査で驚きのデータが得られました。シニア層の88.6%が日常生活でポイ活を行っていると回答しました。この傾向は性別を問わず、女性の91%に対し、男性は86%がポイ活に参加しています。これは、シニア世代でも「節約」や「お得」を意識した生活が浸透しているを示すものです。また、ポイ活を行っていない人はわずか11.4%にとどまり、ほとんどのシニアが何らかの形でポイントを貯めていることがわかりました。
ポイントの貯め方
シニア層が最も多く貯めているポイントは「楽天ポイント」で、43.2%の人がこのポイントを挙げました。これは、楽天市場やその関連サービスが広く普及しているからだと考えられます。その他には「PayPayポイント」や「dポイント」が続いており、日常の買い物に使えるポイントが支持されていることが顕著です。
また、ポイントを貯める主な方法としては、36.2%が「アンケート回答」を選択しました。ネットショッピングや実店舗での買い物も人気があり、シニア層にとっては手軽で取り組みやすい方法が受け入れられているようです。
情報の収集方法
シニア層はどのようにお得なキャンペーン情報を得ているのでしょうか?調査によると、最も多かったのは「通知やメール」で、57.3%がこの方法を選びました。ショッピングサイトからの通知が特に役立っているようです。そして「SNS」や「インターネット広告」からの情報はそれほど利用されていないこともわかりました。
ポイントの貯まる金額
月々どのくらいのポイントを貯めているかも調査されましたが、「500円~1,000円未満」と「1,000円~5,000円未満」が人気で、いずれも30%を超える回答がありました。これに対し、5,000円以上を貯めているという回答はわずか3.4%にとどまり、シニア層は日常的に「無理なく」ポイントを貯めている様子が伺えます。
今後の展望
シニア層がポイ活を楽しむ様子から、今後はさらに多様な情報提供が求められます。特にメールや通知を活用することで、シニア層へのアプローチが効果的になるでしょう。加えて、簡単で効率的なポイント獲得方法の提案があれば、もっと多くのシニアがポイ活を楽しめるはずです。
この調査の結果から、シニア層のポイ活は今後も広がりを見せ、さらなる経済活動の一端を担っていくことでしょう。生活の中でポイントを上手に取り入れることで、より充実したシニアライフを実現する手助けになるはずです。