新刊『黒い蜻蛉』出版記念読書会&サイン会開催
小泉八雲の新たな側面を描いた小説『黒い蜻蛉』の出版を機に、東京都杉並区の佼成出版社で特別なイベントが行われます。この読書会では、著者のジーン・パスリーさんと訳者の小宮由さんを迎え、直接お話を伺える貴重な機会です。八雲が亡くなって120年を経た今、彼の人生と作品について共に深めていく時間を楽しみませんか。
イベントの詳細
白熱した議論から感想の共有、朗読会、そしてサイン会と盛りだくさんの内容です。イベントの流れは以下の通りです:
1. 主催者からの概要説明と登壇者紹介
2. 参加者による感想の共有
3. ジーン・パスリーさんと小宮由さんによる朗読(英語・日本語)
4. サイン会
読書会では、参加者が自由に『黒い蜻蛉』についての感想を述べ、作者たちとの対話を楽しむことができます。このような機会は滅多にないため、ファンの皆さんにとっては見逃せないチャンスです。
小泉八雲について
小泉八雲は1850年にギリシャで生まれ、後に日本に帰化した作家です。新聞記者や小説家としての彼の業績は広く知られ、長年日本の伝説や昔話を再話した著作が日本民俗学に与えた影響は大きなものです。「耳なし芳一」や「雪女」といった物語を通じて、彼は日本の文化を世界に紹介しました。
新作『黒い蜻蛉』では、八雲の幼少期の苦悩と成長、日本への旅について描かれています。特に彼が自らのアイデンティティを見いだす過程が繊細に表現されており、日本への愛着が彼をどのように変えていったのかが語られています。
この作品は、八雲がどのように人生の困難を乗り越え、日本という新しい舞台で大きく舞い上がっていったのかを描いた物語です。自分自身と向き合い、場所を求める彼の旅に、多くの読者が共感を覚えることでしょう。
イベント詳細
イベントは2024年9月28日(土)の14:00から15:30に行われ、開場は13:30です。入場料は無料ですが、参加希望者は事前に申し込みが必要です。場所は佼成出版社内、交通は東京メトロ丸ノ内線「方南町」駅から徒歩6分の好立地です。
参加には事前の申し込みをお願いしております。駐車場はありませんので、公共交通機関での来場を推奨します。また、参加者に撮影や収録が行われる可能性があることもご了承ください。
この貴重な機会に、ぜひ多くの方々にご参加いただき、小泉八雲の世界を共に楽しみましょう。
お問い合わせ
参加希望の方や詳細を知りたい方は、佼成出版社にお問い合わせください。イベントの公式ページもご覧ください。
イベント詳細ページ
著者のジーン・パスリーさんは、映画制作を学んだ背景を持ち、日本での生活を経て帰国しました。本書が彼の初めての小説作品として、八雲の物語を新たに描き出しています。
翻訳者の小宮由さんは、子どもの本の翻訳においても幅広く活動しており、今作に持つ期待感は大きいです。
参加することで、文学の深い交流とともに、八雲の魅力を再発見する機会をぜひお楽しみください。