U-NEXTが見せる真剣勝負!4月のボクシング中継
2025年4月、U-NEXTから送られるボクシング中継のラインナップが発表されました。特に目を引くのは、4月5日(土)に後楽園ホールで開催されるOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ。王者の波田大和(帝拳)と同級3位の渡邉卓也(DANGAN)の一戦は、非常に注目されるカードです。
OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ
波田大和は、28歳でこれまでのキャリアを通じて18戦を戦い、16勝(15KO)2敗の好成績を収めています。対する渡邉卓也は36歳、プロキャリアも長く、56試合を経て41勝(21KO)を上げている経験豊富な選手です。両者の真剣勝負は、見逃せません。
波田が語るには、長年のライバルであり、スパーリングパートナーでもあった渡邉との対戦には特別な感情があるとのこと。道に迷っていた際に偶然出会ったことのある渡邉の優しさを思い出しつつも、「そんな気持ちをリングに持ち込んではいけない」と戦う覚悟を固めています。
渡邉は5度目の挑戦で、年齢的にもキャリアの最後の挑戦が近づいていることを強く感じています。そんな彼にとって、今回の試合はただの試合ではなく、これまでの集大成ともいえるでしょう。
セミファイナルの見どころ
セミファイナルでは、元IBF世界スーパーフェザー級王者の尾川堅一(帝拳)がメルチョール・ロダ(フィリピン)との対戦。尾川は自らの過去の失敗を振り返り、「倒し方を探している」と語り、戦う意欲を示しています。
また、アンダーカードでは、嶋田淳也(帝拳)が向山大尊(DANGAN)と日本フェザー級の8回戦を行います。これもまた、ランキング復帰をかけた大事な一戦です。
4月13日(日)のチャンピオンカーニバル
続いて、4月13日(日)には、日本ミドル級タイトルマッチが行われ、王者の国本陸(六島)が京原和輝(博多協栄)と再戦します。リマッチとなる今回、過去の勝者である国本は、挑戦権を獲得した京原に屈することなく、名誉の維持を目指します。
国本は昨年の試合で唯一の黒星を喫しており、その因縁を果たすためにも気合が入っています。一方の京原も、「リベンジしたい」と熱い思いを語り、観客期待の熱い試合が予想されます。
さらに、山﨑海斗(六島)がシーサケット・ソールンヴィサイ(タイ)とのスーパーバンタム級の対戦を控えており、この試合は昨年の年間最高試合に選出された背景があるため、再起戦として非常に重要な意味を持っています。
ダイナミックグローブの歴史
U-NEXTでは、1954年から続く伝説的ボクシング番組「ダイナミックグローブ」を引き継ぎ、選手たちが世界の舞台に立つための出発点としてきた歴史があります。多くのチャンピオンを生み出したこの番組が、今後も視聴者に興奮と感動を提供し続けることでしょう。
終わりに
4月5日、13日の試合を通じて、どの選手が栄光を手にするのか、目が離せない熱戦がU-NEXTから発信されます。ボクシングファンは、ぜひスケジュールに注目し、ライブ配信を見逃さないようにしましょう!