カラクリ、日経クロストレンドに選出
カスタマーサポートのDXをリードするカラクリ株式会社が、日経クロストレンドが発表した『未来の市場をつくる100社【2025年版】』に選ばれました。東京都中央区を拠点とするカラクリは、新しいビジネスモデルの確立に向けた取り組みで注目を浴びています。
日経クロストレンドの特集について
日経クロストレンドによる「未来の市場をつくる100社」は、毎年恒例の特集で、2019年から始まりました。この特集では、さまざまな分野の成功企業を評価し、2025年には飛躍が期待できる企業をリストアップしています。対象企業は、複数のベンチャーキャピタルや専門家の意見を踏まえ、「新しさ」「成長可能性」「社会へのインパクト」という3つの視点から選定されています。
選出企業の分野
今回選出された100社は、コマース、マーケティングDX、エンタメ・アート、SDGs・ESGなど、10の異なる分野にわたる企業が対象です。各分野から選ばれた企業は、今後の市場で重要な役割を果たすと期待されています。カラクリは、その中でも特に革新性が高い企業として評価されました。
カラクリの特徴
カラクリは、「Friendly Technology」をビジョンに掲げ、AIを使ったカスタマーサポートの実用化に注力しています。大規模言語モデルの開発を進めており、2024年には経済産業省の「GENIAC」にも採択されています。このプログラムでは、生成AIのさらなる発展を目指し、カスタマーサポート向けの高品質なAIエージェントを開発しています。カラクリのSaaS事業では、高島屋やSBI証券、セブン-イレブン・ジャパンといった業界のトップ企業に利用されています。
KARAKURI LMの進化
カラクリが提供する大規模言語モデル「KARAKURI LM」は、国産のオープンソースであることが特徴です。このモデルは、700億パラメータを搭載し、国内トップクラスのパフォーマンスを誇ります。「KARAKURI LM 8x7B Chat」は世界初のAWS Trainiumを利用したMoEモデルでの学習に成功しており、特に注目されています。また、「KARAKURI LM 8x7B Instruct」は国内初のAIエージェントとしての機能を備えています。
カスタマーサポートを革新するAI SaaS事業
カラクリの「KARAKURI Digital CS Series」は、カスタマーサポートの向上を目指し、高精度のチャットボットやFAQ、トレーニング支援ツールを提供しています。この画期的なサービスを通じて、カスタマーサポートの効率化が図られています。また、これまでの多くの受賞歴が、その技術力と信頼性を物語っています。
顧客との信頼関係を築く
カラクリが提唱するカスタマーサポートは、単なる応答システムに留まらず、顧客体験を重視したサービスへと進化しています。これによって顧客との信頼関係を一層深め、企業の成長につなげていくことが期待されています。
カラクリ株式会社は、今後も新たな市場を形成する企業として注目され続けるでしょう。彼らの挑戦は、カスタマーサポートの未来を大きく変える可能性を秘めています。