ダッソー・システムズが学生支援プログラム「SOLIDWORKS SkillForce」を発表
ダッソー・システムズが学生の実務学習を支援する新プログラムを発表
ダッソー・システムズは、実務経験を積む学生を対象にした「SOLIDWORKS SkillForce」を実施すると発表しました。このプログラムの目玉は、インターンシップや企業研修プログラムに参加する学生へ、SOLIDWORKSアプリケーションのライセンスを提供することです。この支援により、学生は実践的なスキルを身に付けることができ、企業側もインターン生のスムーズな業務参加が期待できます。
SOLIDWORKS SkillForceの概要
「SOLIDWORKS SkillForce」は、業界全体に利益をもたらすことを目指しており、ダッソー・システムズの最新テクノロジーを活用した教育プログラムです。学生たちは、6ヶ月間のインターンシップや企業研修の中で、SOLIDWORKSライセンスを利用し、実際のプロジェクトでスキルを磨きます。このサポートにより、学生は自身の技術を活かす機会を増やし、キャリアの選択肢を広げることにつながります。さらに、インターンシップを受け入れる企業側も、ライセンス費用の負担が軽減され、効率的かつ生産的な学びの場を提供することができるでしょう。
技術革新と教育の未来
技術の発展と共に、働き方や職種の在り方が変化している現代において、ダッソー・システムズはこのプログラムがエンジニアリングのスキルを持った人材の育成につながることを期待しています。学生たちは、CSWA(Certified SOLIDWORKS Associate)認定のためのトレーニングを受け、インターンシップでそのライセンスを活用することで、より現実的な職業体験が可能になります。これにより、学生は卒業後のキャリアを見据えた実践的なスキルを身に付けることができるのです。
エンジニアの人材不足解消に向けて
ダッソー・システムズは、このプログラムの一環として、AIを駆使したバーチャル・ツイン技術の導入も進めています。この技術により、学生は実際の製造環境やエンジニアリングの課題に直面することができ、リアルワールドでの課題解決能力を養うことができます。また、CSWA認定は、高度なスキルを証明するものとして機能し、多くの学生がエンジニアリングの業界でのキャリアを選択するきっかけとなるでしょう。
ダッソー・システムズのビジョン
中でもダッソー・システムズの3DEXPERIENCE Works & CRE担当のシニア・バイス・プレジデント、ジャン・パオロ・バッシ氏は、「未来の人材育成に尽力しており、学生が成功するための必要なスキルを身に付けられる環境を整える」と語っています。このように、実践的なプロジェクトでの経験を積むことが、将来のキャリアにおいて大きな力となるのです。
ダッソー・システムズは、2025年4月15日に正式に「SOLIDWORKS SkillForce」を開始します。学生たちは、設計、エンジニアリング、製造業界のリーダーたちと交流しながら、貴重な学びの機会を得ることができるでしょう。この取り組みは、ダッソー・システムズが教育界と産業界を結ぶ重要な架け橋となるとともに、次世代のエンジニアたちの成長を促すものとなることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
ダッソー・システムズ株式会社
- 住所
- 東京都品川区大崎2丁目1番1ThinkParkTower
- 電話番号
-
03-4321-3500