未就学児の習い事事情
2025-06-06 11:33:03

未就学児の習い事事情: 保護者の高い関心と現実的な壁

はじめに

6月6日は「お稽古の日」として知られており、特に子どもの成長において習い事が重要な役割を果たしています。この日を機に、千株式会社が未就学児を持つ1,436名の保護者を対象に習い事に関する調査を実施しました。調査では、保護者の習い事に対する高い関心と、同時に費用や時間といった現実的な課題が浮き彫りになりました。

調査概要

日本には「満6歳の6月6日に稽古を始めると上達しやすい」という言い伝えがあり、これは古くから続いている文化の一部です。今回の調査は、現代の子育て家庭における習い事に対する関心や実際の状況を伝えることを目的としています。

調査結果の概要

調査結果からは、様々な興味深い事実が浮かび上がりました。まず、未就学児の定期的な習い事を行っている保護者は44.2%にとどまり、実施率は年齢が上がるにつれて増加する傾向があります。具体的には、6歳になると約71.4%まで達します。

人気の習い事には「スイミング」、「体操・リトミック」、「英会話」が上位にランクインしており、運動系と学習系が特に人気です。さらに、87.5%の保護者が新たに習い事をさせたいと意向を示しており、この数字は高く、保護者の関心が強いことが反映されています。

習い事の目的

習い事の目的について尋ねたところ、保護者が最も期待するのは「得意なことを見つけるため」でした。続いて「運動機会の提供」や「将来に役立つスキルの習得」も多くの支持を集めています。この結果は、保護者の多くが単に習い事をさせるのではなく、子どもたちの将来を見据えた教育を意識していることを示しています。

課題となる費用と時間

しかし、その一方で習い事をする上での課題も浮き彫りになっています。調査によると、7割以上の保護者が「費用」を不安要素として挙げ、また「送迎時間の負担」や「保護者の時間的余裕の減少」、さらには「子どもの遊ぶ時間の減少」など、時間に関する問題も多く挙がりました。これらの要因が、保護者が習い事をさせたいと考えながらも実現できない理由となっています。

まとめ

今回の調査結果から、未就学児を持つ保護者の習い事に対する関心は非常に高いものの、現実には費用や時間といった制約が影響を与えていることがわかりました。保護者は、子どもの才能を伸ばし、健やかな成長を支援したいと強く願っていることも明らかになりました。この調査を通じて、今後の保育や教育のあり方について考えるきっかけになることを期待しています。

【参考情報】

調査方法:はいチーズ!会員へのWEBアンケート調査
調査対象者:はいチーズ!会員(未就学児、園・学校に通う子どもを持つ保護者)1,436名
調査期間:2024年12月21日~2024年12月27日

「はいチーズ!」は、保育園や幼稚園などの施設、保護者とともに子どもの幸せを育むことを目指す総合保育テックサービスです。子どもの貴重な瞬間を写真に残し、皆が幸せな思い出を持てるよう貢献しています。


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会社情報

会社名
千株式会社
住所
東京都千代田区紀尾井町1番3号東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー14F
電話番号
03-6266-6662

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