新しい保育のカタチ:カリヨン・カンパニーの挑戦
コロナ禍において多くの保育現場が困難な状況に直面しています。しかし、そんな中でも新たな可能性を見出す企業がいます。それが株式会社カリヨン・カンパニーです。彼らは、音楽教育を通じて表現力や発想力を育む新しい保育のスタイル「カリヨンメソッド」を提案し、オンラインでの音楽教室を展開しています。
絵本をテーマにした新たな音楽教育
カリヨン・カンパニーは、「カリヨンメソッド」という独自の手法を確立し、全国の保育士に向けた研修を行っています。このメソッドは、毎月1冊の絵本をテーマにしたレッスンを通じて、子どもたちの音楽体験を豊かにします。具体的には、ウタう、ツクる、アソぶ、エンじるの4つの要素を取り入れ、単に音楽を学ぶだけでなく、自由な表現や想像力を育むことを目指しています。
オンラインで気軽に学べる
この取り組みの特徴は、何と言ってもオンラインでの学習環境です。園の誰もが参加できるように設計されたカリヨンメソッドは、30~40分の講座を用いた動画形式で提供されます。指導者はピアノの技術がなくても大丈夫で、事前に用意された指導用動画を視聴することでスムーズなレッスンが可能です。
さらに、毎月定額の料金体系を採用しており、園の規模や園児数に関わらず一定のコストで充実した内容を享受することができます。特に、オンライン環境は遠方に住む親族ともつながりやすく、発表会を実施する際の利便性が非常に高いのです。
絵本を使った楽しいレッスン
「カリヨンメソッド」では、毎月異なる絵本の物語を取り上げ、その内容を深く体験する活動が行われます。例えば、物語を歌ったり、作品を作ったり、演じたりすることで、子どもたちの表現力が確実に向上します。こうした学びを通じて、子どもたちは心豊かな成長を遂げていくのです。
コロナ禍だからこそ挑戦できる新しい教育の形
カリヨン・カンパニーの「カリヨンメソッド」は、インターネットを活用することで全国どこでも、いつでも参加できる新しい保育スタイルを具現化しています。コロナ禍の影響で従来の教育に制約が生じる中、彼らはより多くの子どもたちに音楽教育を届けることを目指し日々努力しています。
この取り組みは、今後の保育現場に新たな風を吹き込み、音楽がもたらす可能性の幅を広げるでしょう。カリヨン・カンパニーの挑戦は、教育の未来を切り拓くカギになるかもしれません。
会社情報
株式会社カリヨン・カンパニーは、音楽教室の運営や絵本の制作販売、保育士の研修などを手がける岡山県の企業です。代表取締役の喜多あずささんがリードするこの企業は、音楽を通じて豊かな表現を促す教育環境を提供し続けています。興味がある方は、ぜひ公式サイトを訪れて、その魅力を体験してみてください。
カリヨン・カンパニー公式HP