コスモエネルギー、ジールと連携しデータ民主化推進
株式会社ジールは、コスモエネルギーホールディングス(以下「コスモエネルギーHD」)との協業により、デジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。この取り組みは、業界最大のデータ活用基盤を構築し、エネルギー業界全体のデジタル変革を促進するものです。
データブリックスの導入
コスモエネルギーHDが採用したのは、データブリックス社が提供するエネルギー業界向けデータ・インテリジェンス・プラットフォームです。このプラットフォームにより、約7,000名に及ぶコスモエネルギーグループ全体のデータへのアクセスを民主化することを目指しています。これにより、どの社員でも簡単にデータを活用できるようになるのです。
現在、コスモエネルギーHDは日常業務でのデータ利用を推進し、デジタル人材の育成にも取り組んでいます。特に「第7次連結中期経営計画」においては、データ活用の最前線を担う900名の人材を育成することを発表しました。
プロジェクトの進捗と未来展望
ジールは2022年10月からプロジェクトに参加し、データ活用基盤の構築において重要な役割を民現しています。当初の現状調査から始まり、アーキテクチャの検討、パイロット検証を経て現在も順調に進行中です。全体として2025年までに段階的な導入を進める予定です。
コスモエネルギーHDのIT推進部長である中谷様は、「データブリックスのプラットフォームによって、私たちの持つ多様なデータを効果的に統合し、高速かつ高度な分析が可能になる」とコメントしています。また、売上の最大化だけでなく、現場での迅速なデータ活用が可能になることを期待しています。
ジールのクレーデンシャルと信頼性
株式会社ジールは、30年以上にわたるデータ活用領域の実績を基に、企業のDXを支援しています。具体的には、コンサルティングやAIの利用支援など、幅広いサービスを提供しており自社開発の商品も展開しています。これは企業の価値向上に寄与し、データを使える社会の実現に貢献しています。
コスモエネルギーHDは、エネルギー供給業務を通じて、持続的な社会の実現を目指しています。グループの理念として「地球と人間と社会の調和と共生」を掲げ、2050年にはカーボンネットゼロの実現を目指すなど、環境への取り組みを強化しています。
まとめ
ジールとコスモエネルギーHDの連携により、データの活用が進むことで、企業の競争力が高まるとともに、より多くの人々がデータから恩恵を受けられる社会の実現が期待されています。この試みは、エネルギー業界のみならず、ビジネス全体において進化し続けるでしょう。今後の展開に注目です。