デルタ航空が目指す新しい旅のカタチ
今年で創立100周年を迎えるデルタ航空は、今後の航空業界における新たな旅行体験の実現に向けて、自社の運航方式を大きく改革することを発表しました。この新たな取り組みは、利用者が航空券を購入する際の選択肢を増やし、わかりやすい情報提供を行うことで、より個々のニーズに合わせたカスタマイズ体験を提供することを目的としています。
新たに一新された機内プロダクト
デルタ航空は機内プロダクトの名称を刷新し、旅行のニーズに基づく予約体験を実現しました。今後のフライトは以下の5つのカテゴリーに分けられます:
1.
デルタ・メイン(旧メインキャビン)
2.
デルタ・コンフォート(旧デルタ コンフォート+®)
3.
デルタ・ファースト(旧ファーストクラス)
4.
デルタ・プレミアムセレクト
5.
デルタ・ワン
また、従来の「ベーシックエコノミー」はデルタ・メインに統合され、更に2025年10月1日以降からは「デルタ・メイン」の中に、3つの選択肢が追加されます。
新設計の運賃オプション
デルタ・メイン
- - ベーシック:最安値の運賃で、チェックイン後に座席指定。搭乗順はゾーン8となり、キャンセル時には一部のeクレジットに手数料が発生。マイルやメダリオン会員資格は得られず、デルタ スカイクラブの利用も不可です。
- - クラシック:こちらはメダリオン会員資格取得必要ドル(MQD)を獲得でき、キャンセル時にはeクレジットへの交換が可能です。搭乗はゾーン6または7で、当日スタンバイや座席指定も可能です。
- - エクストラ:MQDに加え、1ドルあたり7マイル獲得。キャンセルの際はお支払い方法に応じた払い戻しがあり、搭乗はゾーン5。クラシックと同様にスタンバイ可能です。
その他のクラス
デルタ・コンフォート、デルタ・プレミアム、デルタ・ワンには、各々カスタマイズ可能な旅行体験オプションが用意されており、利用者の選択肢が広がります。一部の路線では「エクストラ」の代わりに「払い戻し可能」オプションが提供されています。このオプションでは出発前であればどんな理由でもキャンセルでき、払い戻しを受けることが可能です。
簡単確認できるウェブサイトとアプリ
デルタ航空の公式ホームページや「Fly Delta」アプリでは、各運賃の特徴を一目で確認でき、異なる運賃間での比較も容易に行えます。これにより、旅行者はより賢く自分に合ったプランを選択することができるようになります。
変化のうねりに備えて
9月30日までに航空券を購入した場合、予約内容に変更はないものの、旅行中には新しい製品名が表示される場合があるとのこと。また、10月1日以降の搭乗には新しいブランド名とサービスが適用されます。
詳しい情報は公式サイト
delta.com/travelexperiences を参照してください。予約や問い合わせは、デルタ航空の予約センター(0570-077733)にて行っています。デルタ航空は、より多様化した選択肢を提供し、今後の旅をより充実させるために尽力しています。