SAにコワーキング
2020-01-09 14:00:50
高速道路初!サービスエリアにコワーキングスペース導入
全国初のコワーキングスペースが高速道路サービスエリアに
高速道路のサービスエリア(SA)に全国初となるコワーキングスペースが設置されることが決まりました。この新しい取り組みは、国立大学法人宮崎大学、NEXCO西日本九州支社、九州アイランドワーク株式会社の三者が共同研究・社会実験として進めています。都会から離れた高速道路のサービスエリアが、特に在宅勤務が普及する今の時代において、どのような価値を提供できるのか、その可能性を探る試みです。
コワーキングスペースの魅力とは
コワーキングスペースは、作業スペースやミーティングルームを共有することで、さまざまな職種の人々が自由に働ける環境を提供します。最近では、フリーランスや起業家だけでなく、学生や副業を始めようとする人々にも人気が高まり、幅広い利用者に支えられています。さらに、テレワークの一環としても利用され、異なる職業の人々との交流や共同創造が期待できる場として注目されています。
コワーキングスペースの設置概要
設置されるコワーキングスペースは、E10宮崎自動車道の山之口サービスエリア(上り線)に配置されます。具体的な利用期間は令和2年1月20日から令和3年3月まで、利用時間は午前8時から午後7時までを予定しています。利用者は専用のKIWアプリを通じて会員登録し、クレジットカードを登録することでスマートキーを取得し、場所を利用することが可能になります。利用は1時間200円からという手頃な価格設定です。
施設内には、冷暖房、無線Wi-Fi、電源コンセント、そしてミーティングテーブルやカウンターテーブルが完備され、地域に関する書籍やガイド誌も用意されています。最大収容人数は7名で、利用者は、快適な環境で作業を行うことができます。
今後の展望と地域への寄与
今回のコワーキングスペース設置は、宮崎大学をはじめとする企業の理念に基づいています。特に九州アイランドワーク株式会社は、「世界があこがれる九州をつくる」という理念のもと、新しい働き方を提供するための分散型ワークプレイス事業を推進しています。この民間企業の取り組みが地域にアピールするだけでなく、新たな雇用やビジネスチャンスを創出する可能性を秘めています。
このプロジェクトは、高速道路のサービスエリアという新たな観点から地域活性化に寄与するだけでなく、利用者同士の多様な交流を育む場としても期待されています。これからの動向が注目されます。
会社情報
- 会社名
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九州アイランドワーク株式会社
- 住所
- 宮崎県宮崎市広島1丁目12番17号
- 電話番号
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