南青山に誕生したHOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEの新たな旗艦店の魅力とは

HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEがオープン

2019年7月20日、東京・南青山に新たに誕生したHOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEの旗艦店は、ファッションの枠を超えた特別な体験を提供しています。このショップでは、「ものづくりの現場」の楽しさや驚きをダイレクトに感じることができる設計が施されています。店内には、プリーツマシンやプレス機、ミシンなど、実際の製造現場で使用される機材が設置され、訪れた人々が服がどのように生み出されるのかを目の当たりにできるのです。

独自の製品プリーツ技法

この新店舗の最大の特徴は、約1.5倍の大きさで裁断・縫製された服に「製品プリーツ」を施す独自の技法です。この技法は、機械と手仕事が絶妙に融合したプロセスであり、HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEの服が誕生する瞬間の興奮と感動を感じさせます。製造の現場を通じて、ものづくりの力強さやその魅力を体感できることは、このショップのユニークなポイントです。

限定商品「COLORS」

さらに、オープンを記念して、新ショップ限定の長袖Tシャツ「COLORS」が数量限定で販売されます。このTシャツは全10色展開で、価格は14,000円（税抜き）。購入はお一人様一点までという制約がありますが、その価値は十分にあるでしょう。さらに、広々とした185.85m²（約68.3坪）の店内では、オープン記念商品や最新のコレクションがフルラインで取り揃えられています。

デザインに込められた理念

この店舗の空間デザインを手掛けた吉岡徳仁氏は、「プリーツマシンが設置されたその工房では、プリッセが生み出されるプロセスを見ることができる」と語っています。彼のデザインは、時を経て生まれるテクスチャーと未来的な機材とのコントラストを通じて、ISSEY MIYAKEが目指すものづくりの精神を象徴しています。

ブランドの背景と目指すもの

HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEは、1988年に三宅一生とそのチームによって始まった「プリーツの仕事」をベースに、2013年に誕生したブランドです。軽量で快適な着心地、シワにならない利便性、そして自由なスタイルの組み合わせができるデザインは、多くの人々に支持されています。年齢や国籍を問わず、あらゆる日常の場面に呼応し、個々の個性を引き立てることが、このブランドの目指すところです。

初めての海外プレゼンテーションは2019年にパリのポンピドゥーセンターで行われた他、同年6月にはパリファッションウィークにも初参加。国際舞台でも注目を集めるブランドへと成長しています。

新しい日常着の提案として、HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEは日々の生活に彩りを加え、豊かな体験を提供し続けています。これからも彼らの最新情報を楽しみにしていてください。インスタグラムや公式サイトで随時更新されていますので、ぜひチェックしてみてください。