ドライブと歴史の融合
トヨタ自動車が、NHKエンタープライズとの協力で開発したアプリ『大河ドラマ50ドライブラリー』が、2012年1月25日よりスマートフォン向けにスタートしました。このアプリは、1963年から続くNHKの大河ドラマの歴史を背景に、日本全国のドラマにまつわる名所を巡りながら情報を得られるという新しいドライブ体験を提供します。
大河ドラマの50年を振り返る
大河ドラマは、1963年の第一作『花の生涯』から始まり、2011年には50作目となる『江~姫たちの戦国』が放送されました。今年の『平清盛』で50周年を迎え、これまでに紹介された地域は日本全国に広がっています。アプリの開発は、この50年の歴史を再認識し、ドライブを通じて地域の活性化及び観光振興を図ろうという目的があります。
ドライブを楽しむ新しい方法
トヨタは2011年10月からニーズに応えるため『FUN TO DRIVE, AGAIN.』キャンペーンを実施しており、このアプリはその一環として位置づけられています。アプリ使用者は、大河ドラマに登場した地域を訪問しながら、スタンプラリー感覚で楽しめる仕様になっているため、実際に運転しながらアプリを活用することができます。
アプリの主な機能
1.
情報散策機能:アプリ内で歴代の大河ドラマに関連する観光名所やその背景、ドラマのエピソードを確認しながら、各地を旅行できます。
2.
アバター出世機能:指定のドライブスポットに到着して「チェックイン」すると、その都度自分のアバターが出世していく仕掛けがあります。これにより、利用者の興味を引きつけ、何度も訪れたくなるよう工夫されています。
3.
思い出機能:ドライブスポットに着くと、特製のオリジナルフレームが表示され、写真を撮影して仲間と共有することができます。これにより、旅の思い出を楽しみながら記録することが可能です。
加えて、公式WEBサイトやSNSとも連携し、ユーザー同士で情報を交換し合えるコミュニティも形成していく計画です。
初期配信コース
サービス開始時には、『信長 KING OF ZIPANGU』(1992年)、『秀吉』(1996年)、『竜馬がゆく』(1968年)、『天地人』(2009年)、『平清盛』(2012年)の5作品に基づいたドライブコースを提供します。定期的に新しいコースも追加し、2013年4月までに51作品分のコース展開を予定しています。
お問い合わせとキャンペーン情報
トヨタ自動車が主催し、NHKエンタープライズが共催するこのキャンペーンは、無料で利用可能です。興味のある方は、キャンペーンサイト
http://taiga50-drive.jp で詳細情報を確認できます。日本の歴史文化に触れながらドライブを楽しむこのアプリは、旅行好きや大河ドラマファンにとって、新たな魅力を引き出すことでしょう。