新たな5Gの実験施設「OAILAB」の登場
株式会社構造計画研究所は、東京都中野区に新たな5G実機検証施設「OAILAB」を開設しました。この施設では、オープンソースソフトウェアを活用した5G基地局「OAIBOX」を使用し、実際の通信環境下での評価や検証が可能です。2026年1月22日から利用開始されるこの施設は、5G技術の導入を検討する企業や研究機関にとって、大きな支援となるでしょう。
OAILABの目的と背景
この施設は、研究開発を行う企業や大学が、5Gおよびそれ以降の通信技術に対してより迅速に取り組むためのものです。特に、移動体通信技術の進化を考えると、実際の無線通信環境を用いて技術を評価することの重要性がますます高まっています。構造計画研究所は、2024年からOAIBOXを国内で展開する予定であり、これにあたり無線実験に必要な環境を整えることが不可欠でした。
OAILABの特長
「OAILAB」には以下のような特長があります。
1.
5G端末との接続確認: お客様が持参した5G端末とOAIBOXの接続を確認でき、通信の品質を実際に体験することができます。
2.
無線通信実験: Sub6帯に加え、ミリ波帯での実験も可能。そのため、さまざまな通信環境における送受信性能を実際に確認できます。
3.
チャネルエミュレーション: 都市部のマルチパス環境や移動時の通信状態を模擬することができ、本番環境に即した検証が行えます。
OpenAirInterfaceとOAIBOXの魅力
「OpenAirInterface」は、EURECOMによって開発されたオープンソースの5Gプロトコルスタックです。この技術は、現在の通信環境において高い柔軟性とコストパフォーマンスを提供しますが、その構築には専門的な知識と多大な費用がかかることが一般的です。OAIBOXは、その課題を克服するために開発され、必要な要素が一式揃っているため、誰でも迅速に5G環境での実験を開始できます。特に教育機関においては、付属のマニュアルを使用することで、実践的に5Gの技術を学ぶことができるのも大きな魅力です。
企業の取り組みと未来
構造計画研究所は、5G通信の研究開発を支援し続けるため、「OAILAB」を通じて技術的な障壁を取り除いていきます。また、今後は自動運転など新しい用途のためのカスタマイズも行なっており、さらに幅広い分野にわたって5G技術の活用を促進することを目指しています。
私たちはこの新しい施設がもたらす機会によって、5G技術の発展が加速すると確信しており、研究者や技術者たちが大いに活用してくれることを期待しています。独自の技術を持つ構造計画研究所が果たす役割は、今後の通信業界においてますます重要になっていくでしょう。
会社情報
構造計画研究所は、1956年に設立された技術コンサルティングファームで、社会の問題解決に取り組んでいます。工学の知識を活用し、研究機関や企業に対し様々な技術的支援を行っています。今後も、最新の5G技術を通じて、社会に貢献し続けていく所存です。