深海探求ロボット
2025-10-09 10:45:02

深海の神秘を探る!沼津で開催されたロボット製作講座

深海の神秘を探る!沼津で開催されたロボット製作講座



一般社団法人海洋文化・研究拠点化推進協議会は、2025年10月5日(日)に「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト」の一環として、沼津工業高等専門学校でプログラミングとロボット製作の講座を開催しました。このイベントは、海と人とのつながりを深め、次世代に海の大切さを伝えることを目的としています。

イベント概要


本講座は、子どもたちに深海生物について学び、それを基に自分たちでロボットを製作するという内容です。沼津工業高等専門学校の監修のもと、株式会社アーテックの協力を受けて行われ、参加したのは小学5年生から中学2年生までの10名の学生です。講座ではまず、プログラミングの基礎について学びました。

プログラミングの基礎を学ぶ


参加したキッズたちは、これまでに深海に関する知識を基に、プログラミングの技術を身につける初めての経験をしました。アーテックの高畠氏が講師となり、ブロックやモーターを使ったプログラミングについて丁寧に指導しました。子どもたちは徐々に技術を習得し、深海生物の特徴に基づいたロボット作りへと向かいました。

深海生物ロボット製作のチャレンジ


プロジェクトの核となるロボット製作では、参加者は2〜3人のチームに分かれ、各チームで設計図をもとに深海生物を模したロボットを製作しました。デメニギス、ダイオウグソクムシ、メンダコ、タカアシガニの4種のロボットが完成し、それぞれがいかに深海生物の形や機能を再現しているかを考える貴重な時間となりました。

参加者たちはプログラミングの組み立てやモーターの接続に挑戦しましたが、初めての体験に最初は戸惑いを見せながらも一生懸命取り組んでいました。また、アーテックと沼津工業高等専門学校の学生たちに手伝ってもらい、無事にロボットを完成させることができました。

発表会と意見交換


ロボットが完成した後、チームごとに発表会が行われました。参加した子どもたちは、どのような特徴を持つロボットを作ったのかを説明し、互いに意見を交換しました。保護者も参加し、子どもたちの努力を見守る姿が印象的でした。参加したキッズたちは自分のロボットについて「オオグソクムシの硬い甲羅を表現できて良かった」「関節を表現するのにモーターを二つ使った」と誇らしげに語る様子が見受けられました。

保護者からも「学校では教えてもらえない貴重な体験だった」との声があり、子どもたちにとって新たな学びの場となったことが伺えました。

海を未来へ引き継ぐ活動


このプロジェクトは、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として実施されており、参加者たちが深海環境について考え、行動するきっかけとなることを目指しています。海は私たちの暮らしの重要な一部であり、子どもたちにその重要性を伝え、それを未来へと繋げていくことが何よりも大切です。

このような体験から、参加した子どもたちは今後、海の環境問題について考え、自分自身の行動を振り返ることができるでしょう。イベントを受けて、さらに多くの子どもたちが海の魅力や深海生物への関心を持つことを期待しています。打ち合わせを兼ねた最後の意見交換も和やかに進み、参加者全員が充実した時間を過ごしたことがわかる充実の一日となりました。


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