株式会社ヘンリーがMizuho Innovation Awardを受賞し医療ICTを推進

株式会社ヘンリーが「Mizuho Innovation Award」を受賞

株式会社ヘンリーは、クラウド型電子カルテ・レセコンシステム「Henry」を通じて、医療業界の複雑な制度や業務の課題に取り組み、みずほ銀行が主催する「Mizuho Innovation Award 2025.1Q」を受賞しました。この賞は、四半期ごとに成長が期待されるイノベーティブなスタートアップを選出し、その成長を支援するために設立されたものです。

受賞の経緯

「Mizuho Innovation Award」は、みずほ銀行が新進の企業に対してその努力を評価し、さらなる発展を促すための仕組みとして位置付けられています。株式会社ヘンリーは、医療業界の業務改善に向けて、ゼロから独自に開発した「Henry」を提供しており、この取り組みが高く評価されました。リリースからわずか2年で、全国の医療機関に導入が進められ、実際に業務効率化として成果が現れ始めています。ある病院では、業務改善により病床稼働率が60%から100%に上昇するなど、目に見える成果を挙げています。

受賞理由と評価

みずほ銀行からのコメントにおいては、医療業界が抱える法令や制度の複雑さから生じる業務効率化の難しさに対し、株式会社ヘンリーがDX（デジタルトランスフォーメーション）を通じて真に業務効率を向上させる取り組みが評価されました。特に、クラウド型電子カルテとレセコン・オーダーシステムの開発に対して、その確実な進展と唯一無二のポジションの確立が称賛されています。今後のサービス拡充に伴い、さらなる競争力の強化と事業展開が期待されています。

クラウド型電子カルテ「Henry」の特徴

「Henry」は、シンプルで使いやすいクラウド型電子カルテです。通常のシステムがクラウド化している中、医療業界の特有な事情からその導入が遅れていました。株式会社ヘンリーは、30年以上も新しいシステムが登場しなかったこの分野において、先駆けてクラウドネイティブな電子カルテを開発しました。日常的に使用される電子カルテが効率的に運用できることで、医療現場の利便性が飛躍的に向上することが期待されます。