ナインアウトとインテージが業務提携を締結
2023年、ナインアウト株式会社(以下、ナインアウト)と株式会社インテージ(以下、インテージ)は、顧客体験(CX)とリサーチ分野での共同事業を進めるための業務提携契約を締結した。この提携により、両社はそれぞれの強みを活かし、新たな市場開拓と事業開発を推進することを目指す。
業務提携の背景
昨今、生成AI技術の進化に伴い、企業ではデータ分析や情報収集のための手法が急速に進化している。これにより、企業の内部でのフィードバックシステムや、従業員の声を即時に集めることが可能となってきた。これらは特に、「企業内フィードバックシステム」や「セルフサービスプラットフォーム(DIYリサーチ)」として成長を続けており、企業のニーズにも応える形となっている。
しかし、企業現場には依然としていくつかの課題が存在する。「データを収集する手段を持っていても、何を改善すれば業績向上に結びつくかわからない」「CRMツールやビジネスデータとの接続が進まない」「リサーチの設計や分析に必要なスキルが不足している」といった問題だ。このような現状の中で、この業務提携がどのような価値を生み出すのかが注目される。
提携による具体的な施策
ナインアウトは、企業と顧客とのインターフェースに特化した技術を持つ企業であり、インテージは高い調査ノウハウを持っています。この提携により、インテージの詳細な調査分析技術と、ナインアウトの柔軟なAIインターフェースが融合し、顧客視点に基づく迅速な意思決定が実現される。企業は、データを活用した施策の実行がよりスムーズに行えるようになるだろう。
具体的な取り組みや今後のサービス提供については、順次お知らせされる予定である。
各社のコメント
インテージの吉田祐介氏は、「当社の事業ビジョンは『Create Consumer-centric Values』であり、60年以上にわたり、人々の声を基にしたマーケティング支援に注力してきました。ナインアウトの柔軟なインターフェースを活用することで、人と人、人とAIをつなげ、より良いマーケティングを実現していきます」とコメントしている。
ナインアウトの代表取締役である石野真吾氏は、次のように述べている。「我々のミッションは『顧客の声を機会に変える』ことで、企業と顧客の接点で得られる情報を事業の成長に繋げていくことです。インテージの専門性を生かすことで、より深い顧客理解を促進し、結果として良質な商品やサービスの循環を生み出します」。
その先にあるビジョン
ナインアウトとインテージの連携は、業務プロセスの実装を通じて生活者中心のマーケティングを実現することを目指している。これにより、顧客企業は競争力を高め、効率的な意思決定を可能にするだろう。二社のコラボレーションが今後どのように展開し、どのような結果をもたらすのか注視されるところである。
企業情報
- - インテージ: 日本におけるマーケティングリサーチの大手企業として知られ、アジアNo.1の地位を誇る。生活者のニーズを基にしたビジネス支援に特化。
- - ナインアウト: 顧客の声を基にしたビジネス戦略の展開を行っている企業で、AIインターフェースの提供を行っている。データの活用を通じて顧客体験の向上を図っている。