経済安全保障と新概念「ハイパー・セキュア」
2023-09-19 10:00:02
Casley Deep Innovations、経済安全保障対策会議で新セキュリティ概念「ハイパー・セキュア」発表
Casley Deep Innovations、経済安全保障対策会議で新セキュリティ概念「ハイパー・セキュア」発表
9月12日と13日、時事通信ホールで開催された経済安全保障対策会議・展示会ECONOSEC JAPANにて、Casley Deep Innovations株式会社の砂川代表が登壇し、新たなセキュリティ概念「ハイパー・セキュア」を発表しました。この会議は、サイバーセキュリティや情報漏洩対策など、多角的なテーマを通して産業各界の意識啓発を促進することを目的としており、官公庁や企業関係者など685名が参加する大規模なイベントでした。
ハイパー・セキュアとは?
砂川代表のプレゼンテーションでは、経済安全保障におけるデータ保護の重要性と、現状のデータ管理システムが抱える課題が強調されました。従来の中央集権的なデータ収集は、情報漏洩リスクやデータ検閲などの問題をはらんでいます。
そこで提案されたのが「ハイパー・セキュア」です。これは、web3.0技術をベースとした、秘密分散、専用設計ハードウェア、ウォレットなどを統合した全く新しいセキュリティアーキテクチャです。従来のセキュリティ概念を覆すこの技術は、ハッキングに対する極めて高い耐性を持ちます。
ハイパー・セキュアは、「ハイパー・セキュア・ネットワーク」と「ハイパー・セキュア・ストレージ」という2つの要素から構成されます。これらを組み合わせることで、既存のデータガバナンスにおける課題を解決し、安全なデータ保存を実現します。
新製品「furehako(フレハコ)」
Casley Deep Innovations社は、ハイパー・セキュアの概念に基づいて開発された製品「furehako(フレハコ)」を9月1日にリリースしました。web3.0による秘密分散技術を活用し、世界初のハイパー・セキュア・ネットワークとハイパー・セキュア・ストレージを実現した製品です。
ECONOSEC JAPANの展示ブースでは、警察、公共機関、科学研究など、データガバナンスが特に重要な分野におけるfurehakoのデモが行われ、多くの来場者から関心を集めました。
Casley Deep Innovations株式会社について
Casley Deep Innovations株式会社は、2023年4月に設立されたディープテック企業です。web3.0、XR、AIなどの先端技術を用いたシステム開発やコンサルティング事業を展開しており、設立初年度の売上高は12億円を見込んでいます。
今後の展望
Casley Deep Innovations社は、今後もハイパー・セキュアの概念普及とfurehakoの開発に力を入れていくことで、経済安全保障領域におけるデータ保護を強化し、社会課題の解決に貢献していくとしています。 同社の取り組みは、日本の経済安全保障、ひいては社会全体の安全・安心に大きく貢献すると期待されます。
会社情報
- 会社名
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Casley Deep Innovations株式会社
- 住所
- 渋谷区恵比寿4丁目20-4恵比寿ガーデンプレイスタワーB1階
- 電話番号
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