生成AI活用プラットフォーム「Stockmark A Technology」β版リリース!図表を含む社内情報の構造化を実現
ストックマーク株式会社は、図表を含む多様な形式の社内情報をマルチモーダルLLMによって構造化する生成AI活用プラットフォーム「Stockmark A Technology(以下、SAT)」のβ版をリリースしました。
SATは、社内情報から抽出した構造化データをAPI経由で様々なシステムに組み込むことが可能で、高精度なRAG(Retrieval-Augmented Generation)の構築を容易にします。
開発の背景
ストックマークの調査によると、企業の約7割が生成AIツールを導入済みですが、実際の利用頻度は高くありません。その理由として、社内情報まで検索できる生成AIツールが少ないことが挙げられます。社内情報には図表や画像が多く含まれており、既存サービスでは検索に最適な構造化データへの変換が困難なため、LLMの性能を最大限に発揮することが難しい状況でした。
SATは、この課題を解決するために開発されました。社内情報をLLMが正確に学習できる状態に変換することで、誰でも簡単に生成AIを導入し、活用できる環境を実現します。
SATの特徴
SATは、以下の特徴を持っています。
テキスト抽出、構造化: 図表を含むあらゆる形式のファイルから、データの抽出・構造化方法を選択するだけで、データを検索可能にすることができます。
API、エンドポイント化: 抽出・構造化したデータセットをAPI経由で様々なシステムに簡単に組み込むことができます。
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知識ベース及び特化LLMの自動生成: ファイルから抽出・構造化した企業固有のデータを知識ベースに変換し、資産化・活用することができます。また、変換した知識ベースを活用して、企業固有の知識を持つLLMを作成することも可能です。
オンラインセミナー開催
SATのβ版リリースに伴い、無料オンラインセミナーを開催予定です。サービスの詳細や実際のデモ画面をご紹介しますので、ぜひご参加ください。
SAT初期トライアル企業募集
6月25日より、先行10社限定でSATの初期トライアル企業の募集を開始します。トライアルをご希望の企業様は、本プレスリリース最下部に記載されているお問い合わせ先までご連絡ください。
ストックマーク株式会社について
ストックマーク株式会社は、「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」をミッションに掲げ、最先端の自然言語処理技術を活用して、多くの企業の事業創造活動を支援しています。
同社は、自然言語処理技術を活用したビジネスニュース分類サービス「Anews」、市場調査サービス「Astrategy」を提供しており、企業の新たな価値創造をサポートしています。
会社名: ストックマーク株式会社
所在地: 東京都港区南青山一丁目12番3号 LIFORK MINAMI AOYAMA S209
設立: 2016年11月15日
代表者: 代表取締役CEO 林 達
事業内容: 自然言語処理を活用した、事業機会の探索と意思決定の支援を行うサービスの開発・運営
URL: https://stockmark.co.jp/
【Stockmark A Technologyの初期トライアルに関するお問合せ・ご相談】
ストックマーク株式会社
担当:西村
MAIL:
[email protected]
生成AI活用プラットフォーム「Stockmark A Technology」β版リリース:社内情報の構造化と利活用への期待
ストックマーク株式会社がリリースした生成AI活用プラットフォーム「Stockmark A Technology(SAT)」は、社内情報構造化の課題解決に大きく貢献する可能性を秘めています。従来、図表や画像を含む社内情報を生成AIで活用するには、データの構造化に多くの時間と労力を要していました。しかし、SATはマルチモーダルLLMを活用することで、図表を含むあらゆる形式の社内情報を簡単に構造化し、検索・分析を可能にします。
この技術革新は、企業の生成AI活用を大きく促進するだけでなく、情報検索の効率化、意思決定の迅速化、業務の自動化など、様々なメリットをもたらすことが期待されます。
特に注目すべきは、SATが生成した知識ベースと特化LLMを活用することで、企業固有の知識を蓄積し、より精度の高い情報分析や予測が可能になる点です。これは、企業競争力を強化し、イノベーション創出を加速させる上で重要な要素となります。
ただし、SATの導入にあたっては、データセキュリティやプライバシー保護対策をしっかりと実施する必要があるでしょう。また、生成AIによる情報分析結果の解釈や倫理的な問題についても、十分に検討していく必要があります。
SATは、生成AI技術の進化と企業のデジタル化が進む中、社内情報活用を革新する重要なツールとなる可能性を秘めています。今後、SATがどのように活用され、企業のビジネスに貢献していくのか、注目していきたいところです。