新たな音楽の息吹
2025-06-19 15:35:21

水戸芸術館の新たな音楽の息吹、カルテットATの魅力を探る

新たな音楽の息吹、カルテット AT 水戸



水戸芸術館は、音楽文化の発信地として偉大な役割を果たしてきました。その中でも特に注目を浴びているのが、2023年に始動した「カルテット AT 水戸」です。今回は、彼らの魅力や今後の活動について詳しく探っていきます。

カルテット AT 水戸とは?



「カルテット AT 水戸」は、水戸芸術館の専属楽団の一つであり、優れた才能を持つメンバーが集結しています。音楽の巨匠、小澤征爾氏の信頼を受けるコンサートマスター、川崎洋介氏を中心に、国内外で活躍する弦楽奏者たちが集まっています。今まで知られていなかった名作や、多くの人に愛されるクラシック音楽を広めることを目的とし、多方面にわたる活動を展開しています。

特に秀でた活動の一環は、地域の福祉施設への音楽アウトリーチや次世代の演奏者を育成する水戸ジュニアオーケストラへの指導などです。これにより、弦楽四重奏の楽しさを広めることに力を注いでいます。

迫力の第3回演奏会



7月19日(土)には「カルテット AT 水戸」の第3回演奏会が予定されています。今回の演奏曲は、大変ユニークな作品が並んでおり、音楽ファンにとって見逃せない内容が用意されてます。

セットリストには、ハイドンが作曲した「弦楽四重奏曲第38番」、ロシアの現代作曲家レーラ・アウエルバッハの「弦楽四重奏曲第3番」、そしてベートーヴェンの「弦楽四重奏曲第7番」が入っています。
特にハイドンの「弦楽四重奏曲第38番」は、その斬新な終わり方から「冗談」というニックネームで親しまれています。アウエルバッハの作品には哲学的なソネットが添えられ、聴く人の心に深く響くでしょう。また、ベートーヴェンの作品では、音楽の様式を打破する挑戦の姿勢が垣間見え、その表現力に圧倒されます。

心温まるアットホームな公演



この演奏会では、曲目に関するトークを交え、さらには観客との一体感を重視したアットホームな雰囲気も魅力の一つです。普段からクラシック音楽に触れていない方でも楽しめる内容が盛りだくさんです。

メンバー紹介



川崎洋介


川崎氏は6歳からヴァイオリンを始め、国内外で幅広く活動しています。音楽の世界では名だたる演奏者たちと共演し、多くの影響力あるホールで演奏を行っています。

西野ゆか


桐朋学園大学を経て、国際的に活躍する音楽家であり、数々の賞を受賞してきました。特に室内楽の分野での活動が注目されています。

柳瀬省太


東京藝術大学を卒業後、数々のコンクールで受賞歴を持つ柳瀬氏は、読売日本交響楽団でソロ・ヴィオラ奏者としても名を馳せている実力者です。

辻本玲


東京藝術大学を首席で卒業し、チェロの分野でも数々の受賞歴を持ち、NHK交響楽団で首席として活躍する逸材です。

おわりに



水戸芸術館の「カルテット AT 水戸」が織りなす音楽の世界は、ぜひ一度足を運んで体感してみる価値があります。音楽の持つ力を通じて、さまざまな人々との出会いが待っています。これからの彼らの活動にも目が離せません。ぜひ第3回演奏会にお越しください!


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会社情報

会社名
公益財団法人水戸市芸術振興財団
住所
茨城県水戸市五軒町1-6-8
電話番号
029-227-8111

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