モビルスとネクストジェンが連携し、コンタクトセンターを革新
2023年、コンタクトセンター向けCXソリューションを展開する
モビルス株式会社(東京都品川区)と、通信システムの構築で確かな実績を持つ
株式会社ネクストジェン(東京都港区)が業務提携を発表しました。これにより、クラウド型生成AIソリューションとオンプレミスPBX環境の相互接続が実現します。今回の提携により、モビルスが提供する生成AIを活用したオペレーターダッシュボード「
MooA CommNavi」とネクストジェンの音声キャプチャリング・システム「
LA-6000」の連携が可能になることで、企業のPBX環境とのスムーズな接続が期待されています。
業務効率化のニーズに応える背景
最近、コンタクトセンターは人手不足や業務の効率化が求められる中、生成AIソリューションへの期待が高まっています。カスタマーハラスメント対策が義務化され、従業員を保護するためのシステム構築が急務となっています。しかし、従来のPBX市場では、約1,125億円を占めるオンプレミスPBX環境が依然として多く、特に金融機関や大企業ではセキュリティを重視した運用が行われています。このため、生成AIの導入には「ネットワーク相互接続」が大きな壁となっていました。
提携による新たなソリューション
モビルスとネクストジェンの提携によって、既存のPBXを有効活用しつつ、生成AIを導入する新しいソリューションが開始されます。ネクストジェンの「
LA-6000」は、通話録音だけでなく、音声データをAIサービスへリアルタイムでキャプチャリングする機能を持つソフトウェアで、これによりEBXの種類に関係なく、スムーズにモビルスの「
MooA CommNavi」と連携できます。この連携は業務の効率化を促進し、デジタルトランスフォーメーションを加速させる要因となります。
期待される成果
本提携により、以下のような成果が期待されています。
1.
市場開拓の加速: コンタクトセンター業界で高いシェアを誇るPBXメーカーとの接続実績を活かし、既存のPBX利用企業への導入が促進されます。
2.
提供価値の向上: モビルスのAIソリューションが未対応のPBX環境でも統合が可能になります。これにより、ネクストジェンによる包括的な提案が実現します。
3.
カスハラ対策: ネクストジェンの
LA-6000が音声データを抽出し、モビルスの
MooA CommNaviと連携します。これにより、オペレーターをリアルタイムで支援する環境が整い、義務化されたカスハラ対策に迅速に対応できます。
今後の展望
両社は今後、共同でマーケティングおよび営業活動を推進し、新たな市場開拓を目指していきます。特に、PBX資産を活用しながら生成AI技術の恩恵を受けられる環境の整備が進むことで、より多くのコンタクトセンターの運営が高度化し、クライアント企業は迅速に最新のDX導入を実現できるようになるでしょう。
企業情報
- - ネクストジェンについて: 2001年の設立以来、音声コミュニケーション分野で革新を提供。
- - モビルスについて: 2011年に設立し、CX向上に向けた生成AIサービスを展開。500社以上の導入実績がある。
この業務提携は、いわばコンタクトセンターの未来を切り開く重要な一歩であり、両社の技術が融合することで新たな価値が生まれることに期待が寄せられています。