子育て家庭の防災
2026-10-27 11:17:35

子育て世帯の防災意識:金銭面よりも保管場所の問題が大きい現実

子育て世帯の防災意識:金銭面よりも保管場所の問題が大きい現実



国内最大級の親子イベントを企画・運営する株式会社エンファムが、2026年に向けた防災に関する意識調査を実施しました。この調査では、有効回答232名からの結果が得られ、子育て家庭の防災意識が顕在化している一方で、備えが十分にできているとは感じていない実態が浮き彫りになりました。

防災意識が高まる一方で備えは不十分


本調査で79.1%の親たちが、子どもが生まれてから防災意識が「高まった」と感じていることがわかりました。しかし、家庭の防災備えが「できている」と答えたのは39.2%と、半数には届いていませんでした。特に、0歳の子どもを持つ家庭では、その意識が88.5%に達したものの、実際に備えていると答えたのはわずか25.8%という大きな乖離が浮かび上がります。

備えが進まない理由は保管場所


防災対策が進まない理由として最も多くの回答を得たのは「収納する場所がない」とのことで、39.6%がこの理由を挙げました。続いて「賞味期限・サイズの管理が面倒」が37.8%、そして他の理由として「何を揃えればいいかわからない」という声も36.5%という結果に。驚くべきことに、金銭的な負担や時間がないという意見を上回ってしまったのです。

具体的な状況と差の現実


調査結果から、特に0〜2歳の子どもを育てている家庭では、非常食の備蓄が「2日分以下」となっている割合が65.5%にものぼりました。これは、農林水産省が推奨する最低3日分以上の備蓄に達していないことを示しています。さらに、備蓄の中心である飲料水は79.6%の家庭が準備していますが、全体の58.6%が「2日分以下」であり、安定した避難が困難な現状が見えてきます。

年齢層による異なるニーズ


子どもの年齢に応じた備えの必要性も明らかになりました。0歳家庭では「子どもの成長で必要なものが変わり続ける」が43.5%と最も高い理由となりましたが、1〜2歳では「お金がかかる」38.0%が、特に高くなっており、特定の年齢層による子育ての難しさが浮き彫りになっています。

自由回答から浮かび上がる本音


調査の自由回答欄には、実際に子育てを行う親たちのリアルな声も寄せられました。「ワンオペで新生児と2歳児の育児をしている際に震災が起こったら2人を連れて移動できる自信がない」といった声や、「賃貸のアパートで収納場所が極端に少ない」との意見が見られ、「子どもの成長に伴い、毎月食べるものが変わる」との悩みもありました。これらの意見は、すぐにでも防災対策を整えたいという意識がありながら、現実的な課題が立ちはだかっていることを如実に表しています。

イベントの意義


この調査結果を受けて、株式会社エンファムが主催する「リトル・ママフェスタ」では、親たちが出会い、学び、遊ぶことができる機会を提供しています。親たちが集まる場所として、イベントでは防災や育児に関する情報提供が行われ、具体的な問題解決に向けてのアイデアが得られることを目指しています。

防災意識の高まりと裏腹に、自宅での対策が進んでいない現実は、今後の課題と言えるでしょう。リトル・ママフェスタを通じて、親たちが共に知恵を絞り、豊かな子育て環境を整えていくための活動がますます重要になります。

防災に関する意識をもっと高めていくことが求められる中、他の親たちと情報を共有しあいながら、具体的な対策を講じていく必要があります。


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会社情報

会社名
株式会社エンファム
住所
東京都港区芝2-30-6ファインラック芝2F
電話番号

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