住まいの未来を切り拓くイベント「BREX 賃貸住宅EXPO 2025」
2025年6月4日から6日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「住まい・建築・不動産の総合展【BREX】賃貸住宅 管理・仲介EXPO 2025」には、15,922名の来場者が訪れました。この展示会は不動産業界における最新の技術やサービスを紹介する重要な場であり、業界の進化を感じることができる貴重な機会となりました。
いえらぶGROUPの積極的な取り組み
参加企業の中で、特に注目を集めたのが株式会社いえらぶGROUPです。不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業であり、直接的なサービス提供を通じて、多くの不動産会社の業務効率化と集客力向上を図っています。
いえらぶGROUPの執行役員である三津田貴紀氏は、セミナーに登壇し、現場での特定の業務に役立つ生成AIの導入方法について講演しました。「ITの力で不動産業界をアップデートしたい」というビジョンのもと、具体的なAI活用シーンを紹介し、参加者への実践的なノウハウを提供しました。
セミナーでの生成AIの活用事例
セミナーでは、生成AIがどのように売買業務の効率化に貢献できるかについて、具体的な活用事例が多数提示されました。たとえば、物件紹介文の自動生成や価格査定の分析支援、さらには契約書の要約など、さまざまな場面でAIが役立つ可能性が解説されました。これにより、多くの参加者がAI導入のステップを具体的にイメージできる内容となりました。
「どこから始めるべきか」という疑問に対する明確な答えが示されたことで、生成AIの現場への定着に向けた一歩を踏み出すきっかけとなったのではないでしょうか。
ブース出展と交流会
いえらぶGROUPのブース(ブース9-28)では、来場者に向けて同社の提供する各種サービスについて詳しく説明しました。また、初めての来場者や不動産業者が求める情報をリアルタイムでシェアする場ともなりました。たくさんの来場者のご来場に感謝しつつ、業界関係者同士の意見交換も行われ、非常に有意義な交流の場となりました。
さらに、会場内では新建ハウジング主催の「実務者大交流会」や、株式会社リアンコネクションの「不動産業者交流会」など、数多くの交流会が開催され、業界の情報交換が活発に行われました。これらのプログラムを通じて、多くの新しいビジネスの可能性も生まれたことでしょう。
いえらぶGROUPの目指す未来
いえらぶGROUPは、2008年に設立された企業で、不動産業界向けに特化したSaaSサービスを展開しています。「いい家選ぶ、いえらぶ。」をモットーに、全国の25,000社以上に利用されている同社は、今後も「誰もが安心して利用できる、不動産プラットフォームの実現」を目指しています。
2022年には「いえらぶクリエイターズ」を新たに立ち上げ、不動産流通の活性化を図る取り組みを始めています。このように進化を続けるいえらぶGROUPの取り組みは、今後の不動産業界の変革につながることでしょう。
まとめ
「BREX 賃貸住宅 管理・仲介EXPO 2025」は、最新のテクノロジーが不動産業界にどのように影響を与えるのかを実感できる、意義深いイベントとなりました。いえらぶGROUPのような企業の努力が、今後の業界の発展に大きく寄与することを期待しています。