タカマツハウス、初の受賞へ
タカマツハウス株式会社が、三協立山株式会社・三協アルミ社が主催する「ワンダーエクステリアデザインコンテスト2024」において、施工部門のブロンズデザイン賞を初めて受賞しました。このコンテストは、全国のエクステリア商品を扱う企業が参加し、毎年行われています。今年は約5,600点の応募から、約50作品が入賞を果たしました。
受賞の背景
タカマツハウスが受賞したのは、特に街並みや集合住宅部門での評価です。施工物件の全体景観設計が高く評価され、地域に新たな価値を創造する街づくりへの貢献が認められました。受賞作品名は「ミラクラス山王」です。
この物件では、外構デザインに注目し、オープンな空間を意識した設計が施されています。建物と同じ素材を用いた門袖が全体の統一感を生み出し、洗練された印象を与えています。また、周囲には緑が植えられ、各住戸がそれぞれの個性を持ちながらも、街全体の景観を華やかに彩る役割を果たしています。
デザインの特徴
「ミラクラス山王」では、夜間にも美しい景色を提供できるよう、照明計画が施されています。植栽帯を照らすことで、防犯性が高まると同時に、訪れる人々に温かい印象を与えることができます。また、境界を明確にするために用いた「ユメッシュE型T-8」は、見た目を損なうことなく、住みよい空間を確保しています。
この度の受賞に対して、審査員からは「個々の住宅が共通の理念でデザインされ、街並み全体が調和している」とのコメントも寄せられました。実際、外壁のオフホワイトとベージュが用いられたことで、統一感と一体感が強調されています。アクセントであるブラックは、窓枠や手すりにも見事に使用され、全体のデザインに引き締まった印象を与えています。これにより、地域の魅力も引き立てられています。
設計担当者の声
設計施工統括本部第二設計部の木俣は、受賞について「4棟の外構デザインが評価されたことを嬉しく思う。建物と外構の一体感を追求し、より豊かな街並みを形成することができて感無量」と語っています。「ミラクラス山王」では、日中と夜で異なる表情を楽しめる景観を楽しんでもらいたいと述べています。これからも地域に密着し、顧客に愛される住宅の提供に努めていくとのことです。
今後の展望
タカマツハウスは、エクステリアデザインと建物の一体感を追求し続ける意向を示しています。また、外部コンテストへの参加を通じて、デザイン力や設計力をさらに高め、ブランド価値の向上に努めると同時に、地域社会への貢献を目指しています。
タカマツハウス概要
タカマツハウスは2019年に設立された髙松グループの新規事業会社です。顧客の求める理想の住まいや暮らしを形にすることを企業理念に掲げ、多様なライフスタイルに対応した住まいづくりに取り組んでいます。生活空間の質を向上させることで、地域社会にも貢献し続けています。