国宝松本城が電子チケット導入!JTBの「チケットHUB」で快適な観光を実現
歴史と伝統を誇る国宝松本城が、JTBの電子チケット流通プラットフォーム「チケットHUB」を導入し、新たな観光体験を提供開始しました。
松本城は、現存する五重六階の天守の中で日本最古のお城として知られ、年間約90万人の観光客が訪れる人気スポットです。しかし、その人気の高さから、チケット購入や入場時に待ち時間が発生してしまうことも少なくありませんでした。
そこで、松本市はJTBグループのグッドフェローズJTBが運営する「チケットHUB」と公式Webサイト向けの電子チケット販売システム「Webket」を導入。これにより、国宝松本城の日時指定可能な電子チケットをオンラインで購入できるようになりました。
待ち時間短縮で快適な観光を
「チケットHUB」の導入により、観光客は事前にオンラインでチケットを購入できるため、現地での待ち時間を大幅に削減できます。これは、観光客の満足度向上だけでなく、混雑緩和にも役立ちます。
さらに、松本市はインバウンド対策として、海外OTA(オンライン旅行会社)での販売も実現する計画です。日本の市場とニーズ在庫を共有することで、海外からの観光客にもスムーズなチケット購入を可能にし、松本城の魅力を世界に発信していきます。
松本市のDX推進の一環
今回の電子チケット導入は、松本市のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環でもあります。松本市は、子育て支援クーポン電子化など、様々な取り組みを通じて、デジタル化を進めています。
電子チケット購入方法
国宝松本城の電子チケットは、公式Webページや国内外のオンラインチケット販売サイトで購入できます。販売開始日は2024年7月16日(火)~、利用開始日は2024年7月29日(月)~です。
「チケットHUB」とは
「チケットHUB」は、観光事業者と販売事業者をつなぐ電子チケット流通プラットフォームです。チャネルごとに異なるチケット販売情報を、QRコードで統一することで、業務の一元化を実現します。
「Webket」とは
「Webket」は、入場施設の公式Webサイトに電子チケット販売機能を簡単に導入できるサービスです。各種決済の加盟店契約も不要です。
松本城のさらなる魅力発信へ
松本市は、今回の電子チケット導入をきっかけに、さらなる観光客の満足度向上を目指しています。デジタル化を推進することで、国内外の観光客に快適で思い出に残る観光体験を提供し、松本城の魅力を世界に発信していくことが期待されます。