持続可能な農業を実現する「NeweZ田んぼオーナー制度」とは

新たな福利厚生としての「NeweZ田んぼオーナー制度」

近年、お米の価格が高騰し、農家が抱える課題はますます深刻になっています。そのため、千葉県のNeweZ（株式会社ニューイッツ）は、持続可能な農業を提唱する「NeweZ田んぼオーナー制度」を導入し、企業と農家の新たな関係構築を目指しています。この制度は、企業が田んぼのオーナーとなることで、収穫されたお米を福利厚生として社員に提供し、同時に農家には安定的な収入をもたらすことを目的としています。

背景と意義

日本の農業は人口減少や高齢化、耕作放棄地の増加、といった問題を抱えており、これらは環境にも悪影響を及ぼしています。また、米農家の収入が不安定であるため、経営が厳しい現状が続いています。NeweZは、これらの困難を解決するために、地元の農家と連携して「NeweZ田んぼオーナー制度」を開発しました。この制度により、企業は新鮮なお米を手に入れるだけでなく、農家は収穫前から売上の見込みが立つため、安心して生産に取り組むことができるのです。

展示会での紹介

2025年6月の「第23回【東京】総務・人事・経理 Week」内の「第11回福利厚生EXPO【春】」において、NeweZはこの制度を紹介します。ブースでは、田んぼオーナー制度や企業PR、SDGsの取り組みについて詳しく説明し、来場者にとって役立つ情報を提供します。「福利厚生を充実させたい」「SDGsに取り組みたい」といった企業の担当者には特にお勧めの機会です。

詳細な情報提供

展示ブースでは、企業PRや情報提供のためのパネルや資料を用意し、どなたでも理解しやすく説明します。また、農業に詳しくない担当者でも活用法を学べるチャンスです。NeweZの豊富な経験を持つ担当者が、各企業のニーズに合わせた提案を行います。

ネットワーキングの機会

本展示会は、外部の企業や団体とのネットワーキングの場にもなります。来場者は、他社の取り組みや、何を学んだかをシェアすることができるため、非常に有意義な時間を過ごすことができるでしょう。興味や関心がある方々はぜひ、NeweZのブースにも立ち寄ってください。

サス農の実現に向けて

NeweZは、持続可能な農業、つまり「サス農」を推進しています。このビジョンの下、複数のプロジェクトが進行中です。例えば、耕作放棄地のブルーベリー農園化や、規格外の農作物を利用した新たなビジネスモデルの創出などです。また、若者の農業参入を促進し、地域の就農者を増やしていく活動も行っています。特に、農業従事者の人材育成は今後の農業の持続可能性にとって非常に重要です。

未来への展望

「NeweZ田んぼオーナー制度」は、企業と農家が共に利益を享受できる新しいビジネスモデルです。これはただの福利厚生サービスではなく、農業の持続可能な未来を築くための重要なステップでもあります。今後も、NeweZは地域の農業問題解決に貢献し、持続可能な社会を目指して邁進していきます。企業の皆様には、ぜひともこの機会を通じて農業と企業の新たな関係を築いていただきたいと思います。