広島銀行とLayerXが連携した新サービス「Smart Fine」に迫る
広島銀行と株式会社LayerXが提携し、経理業務をデジタル化する新サービス「〈ひろぎん〉Smart Fine」が2026年3月31日より提供されることが発表されました。このサービスは、広島銀行の金融サービスとLayerXが展開する請求書処理ソリューション「バクラク請求書受取」を組み合わせ、企業の業務効率化を実現するものです。
経理業務のデジタル化の重要性
昨今、企業においてはインボイス制度の導入や電子帳簿保存法の改正が進んでおり、経理業務の負担が増大しています。また、地方では専門人材の不足が進み、デジタル化が一層難しい環境が広がっています。このような中、LayerXは「バクラク請求書受取」を通じて、紙の請求書やPDFが郵送される際の業務を効率化し、デジタル化への推進を支援してきました。
広島銀行は、地元の顧客基盤を活かして地域に根ざしたDX推進に取り組んでおり、双方の協力によってさらなる業務効率の向上を目指します。
新サービス「Smart Fine」とは
「Smart Fine」は、請求書の受領から支払いまでを一貫してデジタル化する新しいサービスです。具体的には、バクラクのAI-OCR機能を用いて請求書や明細書の情報をデータ化し、それを「〈ひろぎん〉Smart Fine」の決済サービスに連携することで、支払い業務をオンラインで完結させます。これにより、従来の手作業による入力や確認作業を削減し、電子帳簿保存法などの制度に対する対応をスムーズにします。
さらに、データの一元管理が実現され、業務の可視化が進むことでより透明性の高い内部統制環境が構築できるでしょう。
未来のビジョン
LayerXは今後、AI-BPOという新しいサービスモデルも展開する予定です。AI-BPOは、経理業務を外部委託できる仕組みで、郵便物の開封や納品書と請求書の照合をAIと人間が連携して行い、可能な限り自動化することを目的としています。この新しいサービスにより、地域の人材不足の解消にも寄与できると期待されています。
月次決算支援のウェビナー開催
また、広島銀行は2026年4月14日にオンラインセミナーを開催する予定であり、月次決算や予実管理の効率化に向けた業務フロー構築に関する知見を紹介します。このセミナーは、業務効率化に悩む企業にとって有意義な情報交換の場となることでしょう。
おわりに
広島銀行とLayerXが協力し合い、地域の企業の経営課題を解決する新サービスを提供することで、経理業務の大幅な効率化が見込まれます。両社が持つ専門知識を生かし、地域の活性化に寄与することを期待しています。今後の展開が非常に楽しみです。