株式会社MonotaROの新オフィスが受賞
2023年11月、株式会社MonotaRO(モノタロウ)が運営する新本社オフィスが「第37回日経ニューオフィス賞」の近畿ニューオフィス奨励賞を獲得しました。モノタロウは、現場を支えるネットストアとして多くの信頼を寄せられており、その本社オフィスの魅力が再評価されています。
新オフィスの設計コンセプト
モノタロウの最新オフィスは、大阪市北区に新たに移転し、「働きやすさ」を追求した空間が特徴です。設計の核となるのは「ワークキャンパス」という理念で、偶発的なコミュニケーションを促進し、イノベーションを生み出すことを目指しています。具体的には、開放的なカフェスペースやユーティリティーコーナーが設けられ、社員が気軽に集まりアイデアを交換しやすい環境が作られています。
このような効果を実現するため、動線の工夫がなされており、カフェスペースやポケットミーティングスペースが配置されています。さらに、業務を行いながらも自然と会話が生まれるレイアウトが特徴的です。これにより、自発的な協創が促進され、より革新的なアイデアが生まれると期待されています。
企業文化と行動規範
モノタロウの企業文化には、お互いを尊重し合い、意見を大切にする姿勢があります。従業員は自ら課題を見つけ、改善に向けて積極的に行動することが奨励されており、これが企業風土に深く根付いています。この環境において、従業員は感性を磨き、技術を学び、アイデアを生み出すコミュニケーションが重視されています。このような基盤があるからこそ、モノタロウは今後もお客様に価値あるサービスを提供し続けることができるのです。
オフィスの具体的な特徴
モノタロウの新オフィスは、フロア面積が約2,400坪(約8,000㎡)と広大で、2つのフロアに分かれています。特に注目すべきは、カフェスペースに内部階段を設けてフロア間の行き来を容易にする工夫です。これにより、社員同士の交流が促進され、自然な形で新たなアイデアを生む環境が整っています。また、陽光の差し込む明るい受付スペースも魅力のひとつです。
プロジェクト担当者の意見
プロジェクト担当者は、広大なオフィス空間を有効に活用するために、社員同士の交流を促進する仕組みを多く設けていると述べています。オフィスの利用用途が変化する中で、社員がさらなる生産性を発揮できるよう、オフィス環境の最適化に取り組んでいく方針です。また、今回のプロジェクトに携わった全ての方への感謝も忘れずに述べています。
日経ニューオフィス賞とは
この賞は、一般社団法人ニューオフィス推進協会と日本経済新聞社が共催し、創造性に満ちたオフィスの設計を表彰するものです。受賞により、モノタロウの新オフィスが多くの企業にとってのモデルとなることを期待されています。
モノタロウについて
モノタロウは多様な商品を取り扱うネットストアで、約2,299万点の商品が揃います。顧客の生産性向上を目指し、ロングテール商品も提供しており、「他では見つからなかった商品」を提供することが企業の強みです。プライム市場に上場し、幅広い業種のお客様から支持されています。
このように、株式会社MonotaROはその新オフィスを通じて、今後もイノベーションの羽ばたきを支え続けることでしょう。