株式会社ビコーズがスタイリングライフ・ホールディングスのグループに参画

株式会社ビコーズ、スタイリングライフ・ホールディングスのグループに参画

2025年7月31日、株式会社ビコーズ（東京都世田谷区、代表取締役社長：渡辺一徳）は、株式会社スタイリングライフ・ホールディングス（東京都新宿区、代表取締役執行役員社長：北村博之）による全株式取得を通じて、SLHグループに加わることを発表しました。この動きは、ビコーズのさらなる成長を目指す戦略の一環として位置づけられています。

ビコーズは、30年以上にわたり、ファッション性、機能性、サステナビリティ、品質、価格をバランス良く融合したウェザーグッズを展開してきました。特に、ファッション性を重視した傘の分野では、日本国内で独自の地位を築き上げ、安定した成長を続けています。SLHグループへの加わることにより、ビコーズは製品開発力の強化や販売チャネルの拡大、国際市場への進出を図る予定です。

SLHの「SLH VISION2030」は、長期的な成長戦略として事業ポートフォリオの拡充とグローバル展開を重視しています。ビコーズの参画はこの大きなビジョンの一部であり、特にアジア市場に向けた進出を期待されています。

また、SLHの株主であるTBSホールディングスや、日本政策投資銀行グループなどの支援も得て、新しい段階へと挑戦する構えです。これにより、ビコーズが製造するレイングッズは、特に東アジアや東南アジアの市場で国際競争力を発揮すると期待されています。

ビコーズのブランド「because」は、『どんな天気でも楽しみを持てる日常を』をコンセプトにしており、ベーシックなものからトレンド感あふれる商品まで、幅広いデザインを展開しています。

さらに、「U-DAY」は『自然と人を想う』という理念から生まれたブランドで、環境に優しい素材を活用したシンプルかつ機能的な商品が特徴です。2025年3月には、廃棄ペットボトルの再生素材と竹を使用した完全遮光傘「bambrella（バンブレラ）」をリリースし、機能性とデザイン性を兼ね備えた製品を提供します。