グローバルスタートアップアクセラレーションプログラム(GSAP)参加企業500社突破
日本のスタートアップシーンにおいて、革新的な取り組みが続いています。特に、ジェトロが内閣府および経済産業省の協力を得て実施している「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(GSAP)」が注目を集めています。このプログラムは今年で5周年を迎え、累計参加企業が500社を超えました。新たに参加が決定した105社は、これからの国際展開に期待が寄せられています。
GSAPは、海外市場への展開を目指す日本のスタートアップを支援するために設立されました。ユニコーン企業を輩出する国際的なアクセラレーターと連携し、6つの専門分野に特化したコースを提供しています。その中で、2024年度から新設されたコースは以下の4つです。
- - BtoB Commercial Traction コース: 米国市場への参入を目指す企業向け。
- - AI/Sustainability コース: スタンフォード大学発のアクセラレーターと連携。
- - BioTech/MedTech コース: 米国バイオテック・ヘルスケア業界で著名な機関での実施。
- - Manufacturing Tech コース: 大手製造業との強いコネクションを活かした取り組み。
本年度は全コースが英語で行われるため、国際的なビジネス環境に適応することが求められます。これにより、スタートアップはよりハイレベルなスキルや知識を身につけることができます。
プログラムはオンラインと現地渡航のハイブリッドで開催され、最長2025年3月まで続く予定です。参加費用は無料であり、多様な支援が受けられます。具体的には、対面型ブートキャンプ、ビジネスパートナー候補との面談、メンタリング、さらに海外展示会への参加も行われるため、スタートアップは強力なネットワークを築く機会を得ることができます。
このプログラムの目的は、参加するスタートアップが「Born Global」として国際的に成長するための支援です。現地の投資家やビジネスパートナーとの接触を深め、国際的な舞台での活動が期待されています。
詳細については、
GSAPの公式ページをご覧ください。
また、プログラムに関するお問い合わせは、ジェトロのイノベーション部スタートアップ課までお気軽にご連絡ください。
電話: 03‐3582‐5770
Eメール:
[email protected]
今後もこのプログラムを通じて、より多くの日本のスタートアップが世界での活躍を果たすことを期待しています。