群馬デジタルランドで触覚技術の未来を体感しよう！

2023年3月21日（火・祝）と22日（水）の2日間、群馬県高崎市のGメッセ群馬で開催される「ぐんまDigital Land」に、株式会社commissureが出展します。ここでは、東京大学の先端科学技術研究センターの稲見・門内研究室が開発した触覚提示技術を体験し、最新のテクノロジーに触れる貴重な機会を提供します。

commissureの最新技術について

commissureは、2023年1月に設立された新しいスタートアップで、東京大学の稲見自在化身体プロジェクトに基づいています。同社は、エンターテインメント体験の向上、遠隔操作の支援、技能習得のサポートといった目的で、最新の触覚提示技術「Skin Stretch Distribution」を活用しています。この技術を使った様々なソリューションを提案し、幅広い分野での活用を目指しています。

展示会では、特に注目すべき2つの装置「Chainy」と「MyoSynth」が紹介されます。両者とも、触覚提示技術を利用しており、来場者が実際に体験できるデモも行われる予定です。

Chainy

Chainyは、一般来場者向けの設定で、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター（fuRo）と東京大学が共同で開発した着座型の触覚提示装置です。この装置は、体の広範囲にわたって手軽に触覚を体験できるよう設計されています。利用者は実際に座って体験することで、触覚提示技術の効果を直接感じることができ、今後の応用可能性について模型的に理解することができます。

MyoSynth

MyoSynthは、ウェアラブル型の触覚通信システムで、身体の動作をデータとしてリアルタイムに反映させることが可能です。これは、触覚提示技術「Skin Stretch Distribution」に基づいており、身体動作のデータ化や体性感覚の双方向通信が可能なシステムとなっています。これにより、遠隔地にいる相手と感覚を共有することができるため、技能習得支援やリモートワークの新たな形を模索することが期待されます。