建設業への協業合意
2026-08-17 14:36:19

建設業界の課題解決に向けた大和ハウスとMCD3の協業合意

大和ハウス工業とエムシーディースリーの協業合意



2026年7月31日、大和ハウス工業株式会社(以下、大和ハウス)とエムシーディースリー株式会社(以下、MCD3)は、建設業界の深刻な人材不足と技能継承の課題を解決するために協業に関する基本合意書を締結しました。この連携により、AIおよびデータ基盤を活用した新たな可能性を追求していきます。

建設業界が抱える問題



近年、建設業界では少子高齢化の影響から技能者が減少し、その結果、熟練者のノウハウが継承されないという問題が浮上しています。加えて、資材価格の高騰や働き方改革に伴う労働時間の制約、さらには増加する猛暑日など、現場の環境自体も厳しさを増しています。このような背景から、経験値に加え、データに基づく判断がますます重要となっています。

さらに、建設プロセスにおける各工程で発生するデータが企業ごとに個別に管理され、十分に活用されていないのも現状です。これに対して、業界全体での連携が求められています。

共同の目標



大和ハウスが持つ施工に関するノウハウと建設データ、MCD3のデータ基盤・AI技術を融合させることで、建設業界における技能者や協力会社、元請会社にとって価値ある仕組みを共創することが目指されています。具体的には、技術者の作業データを収集し、技術力を可視化することで、無駄な作業を減らし、適正工期の実現とともに品質、安全、そして人材の確保と育成を進める狙いがあります。

7つの検証テーマ



両社は以下の7つのテーマを基にして、具体的な施策を進めていく計画です。

1. データ統合・基盤整備: 二重入力や紙ベースの作業の削減。
2. 横断的なリソース活用: 業務の安定化。
3. ノウハウの継承: 新人技能者の早期戦力化。
4. 人財育成・能力開発: データ駆動型の人材投資。
5. データドリブン経営の支援: 工程の遅延を事前に把握。
6. 現場運営の高度化: 経験の少ない技能者でも関連データに基づく判断を可能にします。
7. 業界への展開: 労働環境の改善と持続可能な経営基盤の構築に寄与します。

両社のコメント



大和ハウスの技術本部の担当が、「現場の知見と先進技術の融合が重要」と述べ、MCD3との連携への期待を示しています。
MCD3の社長も、「建設業界に対するAIとデータの活用を進め、現場で働く方々がより活躍できる環境を創出していく」との意気込みを語っています。

今後の展望



両社は、今回の合意に基づいて実証・検証を進め、その成果を段階的に評価していく予定です。最終的には、建設業界全体の課題に応える実用的なソリューションを提供することを目指しています。

企業概要



大和ハウスは「建築の工業化」を理念に掲げ、1955年に創業。住宅や商業施設など多岐にわたる事業を展開しています。
MCD3は、社会課題に向き合うことをミッションとし、AIやデジタルを活用したソリューションを提供している企業です。

この協業が建設業界に新しい風をもたらし、未来の発展に繋がることを期待したいですね。


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会社情報

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大和ハウス工業
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