CannaTechとNeoCannBioが戦略的パートナーシップを結成し新たな可能性を探る

CannaTechとNeoCannBioの戦略的パートナーシップ

株式会社CannaTech（本社：神奈川県綾瀬市）は、韓国の医療用ヘンプ原薬メーカーであるNeoCannBio Co.,Ltd（本社：韓国ソウル市）と戦略的パートナーシップを締結しました。この提携によって、両社はヘンプ由来の革新的な製品や技術の共同研究開発、原料供給・製造、市場展開に向けた強力な協力体制を確立します。

提携の背景

CannaTechは、日本国内におけるカンナビノイド産業の発展を目指しています。国内製造インフラを基盤に、品質管理や多段階の検査プロセスを徹底し、消費者に信頼される製品を提供しています。一方、NeoCannBioは韓国科学技術研究院（KIST）の研究成果を活用し、高純度カンナビノイドの生産と新薬開発を行う先進的なバイオ企業として注目されています。

提携内容

1. 共同研究開発

両社は、ヘンプ由来の革新的製品や技術を対象とする研究開発を推進します。これにより、ヘンプの可能性を最大限に活用した商品化が期待されています。

2. 原料供給・製造

NeoCannBioの独自技術で研究開発されたCBD原料を元に、CannaTechの専門性を生かし共同製品の開発が行われます。これによって、日本国内での高品質な製品提供を実現します。

3. 市場展開

両社がそれぞれの流通網やマーケティング力を活用し、日本を含むグローバル市場での展開を加速させる方針です。市場ニーズに応じた製品供給を通じて、国際的なビジネス展開を加速します。

NeoCannBioの紹介

NeoCannBioは、高純度カンナビノイドの効率的な生産に取り組んでいる企業です。独自のマイクロ波処理技術やメタボリックエンジニアリング技術を駆使し、140種類以上のカンナビノイドを体系化した「カンナビノイド・ライブラリ」を構築しています。さらに、グローバルな展開にも注力し、米国での合弁会社設立を果たし、アジア市場への進出も行っています。

CannaTechの取り組み

CannaTechは「FSSC22000」認証を取得した工場を装備しており、原料から製品までの一貫した品質管理を行っています。主要製品にはグミやオイル、電子タバコ、カプセル、化粧品などが含まれ、OEMやODMを通じた幅広い製品展開も事業の一環としています。

力強い言葉

両社の代表は、今回の提携が国際的な協力の新たなモデルを示すとともに、ヘンプ産業における相互発展の成功モデルを構築したいと考えているとのコメントを発表しました。CannaTech代表の須藤氏は、製造・品質管理体制とNeoCannBioの研究開発力を融合させ、安全で革新的な製品を届ける意欲を新たにしています。

今後の展望

この戦略的パートナーシップは、ヘンプ産業の革新と拡大に寄与する未来の重要な一歩となるでしょう。両社は国際的な産業交流を促進し、グローバル市場における影響力を高めるための取り組みを続けていきます。

重要なイベント

さらに、CannaTechは2025年9月に韓国浦項市で開催される「GYEONGBUK BIO INDUSTRY EXPO 2025」内の「Korea Hemp Industry Conference」において、須藤氏が登壇し日本市場の最新動向を発表する予定です。これは、アジアを代表するヘンプ産業イベントであり、注目の機会となることでしょう。