ドキドキする言語
2024-02-07 12:54:34
世界で最もドキドキする言語はイタリア語、日本語はモテないと判明
バレンタインデーが近づく中、リサーチ企業Preply(プレプリー)が行った一風変わった調査が注目を集めています。この調査では、どの言語が人々に最もドキドキ感を与えるのかを明らかにしました。
調査は世界各国の人々を対象に行われ、言語の魅力が心拍数にどのように影響を与えるかを測定しました。実際に参加者は、さまざまな言語の口説き文句を聞き、その際の心拍数の変化をトラッキングしました。
結果、最も魅力的でドキドキさせられる言語に選ばれたのはイタリア語。参加者の心拍数はおよそ23%も増加したことがわかりました。次いで評価が高かったのはポルトガル語で、心拍数は20%増。さらにフランス語やギリシャ語も上位に入ります。
一方で、日本語はドイツ語とともに最も興奮を引き起こさなかった言語として、ワースト2位に評価されました。心拍数の変化はわずか15%の増加に留まりました。
なぜイタリア語がこれほど魅力的とされるのか専門家たちに話を聞きました。言語学者のアレクサンドラ・ステヴァノヴィッチ氏は、語の構造が大きな要因であると指摘しています。イタリア語は音節のほとんどが母音で終わるため、音楽的に聞こえ心地よい印象を与えます。対照的に、ドイツ語などの子音の多い言語は、音楽的ではなく感じられることが多いようです。
また、Metaの翻訳部門の責任者であるジョー・シルバーウッド氏は、フランス語の魅力は文化的な要因も影響していると述べています。フランス文化が持つロマンチックさや洗練されたイメージが、言語そのものに魅力を与えている可能性があるといいます。
日本語に関しては、シルヴィア・ジョンソン氏が、独特のピッチやアクセントが日本語を「魅力的」と感じさせない要因の一つに挙げています。日本語は特に、聞き馴染みのない人には途切れ途切れに聞こえることがあり、これが印象を悪くすることもあるようです。
ただし、日本語も魅力的に話すための方法がいくつか存在します。ステヴァノヴィッチ氏が挙げるポイントは以下の通りです。
1. 音程を低くする: あなたの声が持つ権威を示すために、少し低めのトーンで話すことを心がけましょう。
2. ゆっくり話す: 自信を持っているかのように聞こえ、誤解を招くことも減ります。
3. 吐息を混ぜた発音: 音にうねりを加えることで、セクシーな印象を与えることができます。
この調査は、2023年12月1日から12月15日の間に行われ、評価の結果は人々の言語に対する普遍的な魅力や認識を反映しています。バレンタインデーのメッセージに取り入れる際の参考になるかもしれません。
Preplyは、世界180カ国で多様な言語を教えるオンラインプラットフォームで、専門の家庭教師と学習者をつなぐ仕組みを提供しています。言語の学びに興味がある方は、ぜひPreplyで新たな魅力的な言語に挑戦してみてはいかがでしょうか。
会社情報
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Preply Inc.
- 住所
- 1309 Beacon Street, Suite 300, Brookline, MA, 02446, USA
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