7月28日(日)に滋賀県・滋賀ダイハツアリーナで開催されるプロボクシングイベント「3150FIGHT vol.9」のメインイベントで、IBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗が、同級1位のペドロ・タドゥラン(フィリピン)に挑戦者を迎え、3度目の防衛戦に挑む。
都内で行われた公開練習では、銀次朗はフィリピンから招聘したスパーリングパートナーと軽めのスパーリングを披露した。サウスポーの相手に対し、カウンターやコンビネーションを繰り出し、攻撃面での多彩な動きを見せた。
ディフェンス面では、持ち味のステップやサイドへの動きに加え、頭や上半身を動かしながら相手のパンチを交わす動きも披露。従来のテクニックに磨きがかかり、より一層レベルアップしたディフェンススキルを感じさせた。
会見では、減量も順調に進んでいることを明かし、「熊本のおばあちゃんから馬刺しが送られてきたので、馬刺しを食べながら減量しています」と笑顔を見せた。
対戦相手について銀次朗は、「タドゥランは根性のあるファイター。ずっと攻めてくると思う。最強の挑戦者だが、自分はサウスポーの方が得意。苦手意識はない」と自信に満ちたコメント。
試合に向けての意気込みを聞かれると、「滋賀県での初開催となる世界タイトルマッチなので、会場のお客様やABEMAの視聴者の皆様に楽しんでもらえる試合をしたい。そして、『3150FIGHT』はいつも盛大な演出で選手のモチベーションを高めてくれるので、その中でメインイベントに出場するので、最終的に相手を倒すことで、イベントを盛り上げたい」と力強く語った。
亀田興毅ファウンダーは、銀次朗の将来について、「毎回期待以上の結果を出してくれる本当に素晴らしい選手。色々な選手を相手にしても、KOで勝って期待に応えてくれる。銀次朗選手は今後、色々な選択肢が広がると思う。今後の活躍が楽しみだ」と期待を寄せた。
「3150FIGHT vol.9」は、ABEMAボクシングチャンネルにて全試合無料生中継される。チケットはローソンチケットにて販売中だ。