第1回カラフルフォトリンピック展が開催
2024年12月14日から23日にかけて、東京工芸大学中野キャンパスにて「第1回カラフルフォトリンピック展」が開催されます。この展示は、本大学の芸術学部が開設30周年を記念したもので、全国の高校生を対象にしたフォトコンテスト「カラフルフォトリンピック」の受賞作品を中心に構成されています。
フォトコンテスト「カラフルフォトリンピック」とは
「カラフルフォトリンピック」は、障害のあるキッズモデルであるカラフルモデルの魅力を伝えることを目的にした全国的なダイバーシティ写真コンテストです。応募した作品は、社会に対して重要なメッセージを発信する手段として位置付けられています。本展は、写真を通じて、多様性やインクルージョンを考える機会を提供します。
受賞者と作品
2024年11月10日には、厳選された作品が発表され、金賞を受賞したのは近藤 櫻仁さん(新渡戸文化高等学校)をはじめとして、合計11作品が表彰されました。本展ではこれらの受賞作品に加え、39点の素晴らしい写真が展示されます。特に、新渡戸文化高等学校からは、近藤さんの作品が大きな注目を集めています。
また、展示では受賞作品に込められた思いを綴った作文も用意され、観覧者にさらなる感動を与える工夫がされています。加えて、8月に行われた撮影会の模様はモニターで公開され、参加者たちの生き生きとした姿も楽しむことができます。
展示の詳細
「第1回カラフルフォトリンピック展」は、次の概要で実施されます。
- - 会期: 2024年12月14日(土)~12月23日(月)
- - 時間: 10:00~19:00(※日曜日は閉館)
- - 場所: 東京工芸大学中野キャンパス6号館ギャラリー6B01
東京都中野区弥生町1-10 地下1階
- - 入場: 無料
- - 主催: 東京工芸大学、華ひらく
さらに、受賞者の表彰式も本展の初日に行われる予定で、参加者たちの成果を讃える特別な瞬間となります。
東京工芸大学の歴史
東京工芸大学は、1923年の創立以来写真と芸術の融合をテーマに教育を行ってきた、日本初の写真専門の高等教育機関です。2023年には創立100周年を迎え、ますますその影響を広げている同大学では、若い才能を見出し育てる環境が整っています。
この展覧会は、未来を担う若者たちが考え、感じる力を大切にし、社会に新たな視点を提供する試みでもあります。若きカメラマンによる色彩豊かな作品を通じて、多様な価値観や思考をこの機会に是非楽しんでみてください。