アート展「Plastic Coast」
2024-10-08 18:49:13

海洋ゴミの現実を直視するアート展「Plastic Coast」が玉川髙島屋で開催

海洋ゴミをテーマにしたアート展「Plastic Coast」開催



環境問題をテーマにしたアート作品を展示するWORDS Galleryが、玉川髙島屋S・C本館にて、「Plastic Coast」と題した展示を開催します。この展覧会は、2024年3月に渋谷で行われた展示を基に一部作品を刷新し、2024年10月9日から10月22日まで、玉川髙島屋の本館1Fグランパティオにて開催されます。

展示の目的



本展では、海洋ゴミ、特にプラスチックゴミや漁業から派生するゴミが、日本の美しい海岸を脅かしている現実に直面します。特に長崎県対馬市は、海洋ゴミの漂着が多い地域として、実態の情報提供や作品制作に使用するゴミの提供を通じて、本展示に貢献しています。

展示の売上の一部も、対馬市の漂着ゴミ撤去費用に寄付されるとのことです。また、WORDS Galleryのオンライショップでは、展示作品の販売も行っており、その一部が環境保護に寄与する形となっています。

展示情報



  • - 会期: 2024年10月9日(水)〜10月22日(火)
  • - 時間: 10:00〜20:00
  • - 場所: 玉川髙島屋S・C 本館1Fグランパティオ

参加アーティスト



この展覧会には、新たにアメリカ・ロサンゼルスのアーティストDillon Froelichが参加するほか、Keeenue、松原光、山本ユフィ、Pimlico Arts Japanの計5名が作品を展示します。それぞれのアーティストは、海と深い関わりを持つ背景を持ち、彼らの視点から環境問題を描き出しています。
  • - Dillon Froelich: 南フロリダ出身、LA在住のアーティスト。現代社会の問題をユニークなキャラクターを通じて表現し、また「ザ・シンプソンズ」のアニメーターとしても活躍。
  • - Keeenue: 神奈川県藤沢市出身。多彩な壁画やアートワークを手掛け、鮮やかで抽象的な作品が特徴。
  • - 松原光: 漁師を経験した後、シンプルでユーモラスな作品を制作。
  • - 山本ユフィ: 日本、韓国、ロシアにルーツを持つペインターで、LAのストリートカルチャーから影響を受けたスタイルが特徴。
  • - Pimlico Arts Japan: リサイクルアートを手掛け、海に漂着したプラスチックを使用して作品を創作。

WORDS Galleryについて



WORDS Galleryは、2021年から活動を開始し、環境問題をテーマにした作品展をいくつも開催してきました。展覧会を通じて、アートを介して社会問題に対する洞察を深めることを目指しています。

  • - 過去の展示テーマ:
- 第1弾: 気候危機「Climate Crisis」
- 第2弾: 生物多様性「Biodiversity」
- 第3弾: 海洋汚染「Plastic Ocean」

今後も多くのアーティストが参加し、環境問題に対する意識を啓発する場となることが期待されます。


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会社情報

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