GMOヘルステックが推進する医療業務の見直し
GMOヘルステック株式会社は、2025年6月25日(水)より、クリニック向けITシステム「AIチャート byGMO」の「Web問診機能」を拡充すると発表しました。これにより、より多くの患者様がこの便利な機能を活用できるようになります。これまでこの機能を利用できるのは、「GMOクリニック・マップ」に会員登録し予約を完了した患者様のみでしたが、今回の拡張により、会員でない患者様も簡単に利用できるようになります。来院時に院内に掲示されたQRコードを読み取ることで、「Web問診機能」を簡単に利用可能です。
医療業界の人手不足と技術革新
日本の医療業界では人手不足が深刻な問題となっています。医療事務職の有効求人倍率は全国で2倍、東京都では2.86倍に達しています。このため、クリニックでは受付業務や様々な業務の効率化が急務です。GMOヘルステックはこれに応えるべく、受付から診療までのプロセスをデジタル化し、業務負担の軽減と満足度の向上を図っています。
無料で利用できるWeb問診機能
「Web問診機能」はクリニック業務の効率化を目的にした無料で利用できるクラウド型サービスです。これにより、患者様は来院時にQRコードを読み取るだけで、簡単に問診票に入力ができるようになります。これによって医療事務の業務負担は軽減され、患者様は煩わしさを感じることなく、スムーズに受診ができるという利点があります。
カスタマイズも可能
さらに、診療内容に応じた問診票を自由にカスタマイズすることも可能です。用意されたテンプレートから選択することができ、クリニックごとの運用方針に合わせて柔軟に変更が行えます。これにより、患者様の症状をより詳細に把握する支援が行えます。
簡単に導入できるメリット
「AIチャート byGMO」に申し込みを行えば、初期費用や月額利用料は無料で、最短即日で利用開始が可能です。この利点を活用し、クリニックの業務を一元管理し、効率化を目指すことができます。
Web問診と診療のシームレスな連携
「AIチャート byGMO」への登録により、クリニック情報を「GMOクリニック・マップ」に公開することもできます。これにより、患者様は来院前にWeb問診を行うことが可能となり、クリニックでの待ち時間を大幅に短縮できるのです。未回答の患者様も簡単に確認できるため、さらに効率的な受付業務が実現できます。特に、Web問診とオンライン診療を組み合わせることで、よりスムーズな診療経験を提供できるでしょう。
医療プラットフォームの今後
「AIチャート byGMO」は、予約から受付、問診、診療、決済まで、さまざまな機能を統合した医療プラットフォームです。2025年までには、レセコン一体型のクラウド電子カルテも提供予定です。そして、今後もクリニック業務のさらなる効率化を目指し、持続可能な医療サービスの提供を進めていくとのことです。利用肯定の取り組みが進む中、GMOヘルステックの存在感もますます増していくことでしょう。
会社概要
GMOヘルステック株式会社は、医療分野におけるデジタル技術を活用した持続可能な医療実現を目指して設立されました。今後も、患者様およびクリニック双方の利便性向上を追求し続けるつもりです。会社の所在地は、東京都渋谷区道玄坂で、代表取締役社長は福留 理氏です。