イケア前橋がLEED GOLD®認証取得
2024-07-02 12:38:41

イケア前橋が国内店舗初!環境認証「LEED GOLD®」を取得し、サステナビリティへの取り組みを加速

イケア前橋が国内店舗初!「LEED GOLD®認証」取得し、サステナビリティへの取り組みを加速



「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンとするスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー、イケアの日本法人イケア・ジャパン株式会社が運営するIKEA前橋が、この度、国際的なグリーンビルディング認証制度である「LEED GOLD®認証」を取得しました。

LEED®(Leadership in Energy & Environment Design)とは、非営利団体米国グリーンビルディング協会(USGBC)が開発・運営する建築や都市の環境性能評価制度です。IKEA前橋は、6つの認証システムのうち建物新築時および大規模改修時に環境性能を評価するグリーンビルディングの認証システム「LEED BD+C(Building & Design)v4」において「LEED GOLD®認証」を2024年5月1日(水)に取得しました。評価項目は建物のみならず、建物周辺の店、施設、サービスや公共交通機関の充実度なども含まれます。

イケアは、地球の気温上昇を産業革命前と比べ1.5%以内に抑えるというパリ協定に賛同し、ビジネスを成長させながら、イケアのすべてのバリューチェーンからの温室効果ガスの絶対排出量を2030年までに2016年と比較して50%削減し、遅くとも2050年までにネットゼロを達成することを目標としています。

その一環として、2024年1月18日にオープンした国内13店舗目となるイケアの最新ストアであるIKEA前橋においては、店舗運営を通して環境と社会にポジティブな影響を与えることを目指し、これまでのイケア・ジャパンのさまざまなサステナブルな取り組みを集約した日本国内で環境負荷が最も低いイケアストアとして開業しました。そして、グローバルでは取得経験もあるLEED認証を取得したのです。

環境負荷の低減に向けた具体的な取り組み



今回の取得にあたり、特に節水器具と外気風量モニタリングの採用がIKEA前橋の特徴として挙げられます。

節水器具としては、店舗運営において水を最も使用するお客さま向けトイレに最新の節水型トイレ(大4.8L/回、小3.8L/回、雨水を利用)と無水小便器を導入。また植栽でも雨水を利用、レストランでお食事を提供するためのキッチンエリアにも節水型水栓・食洗器・調理機器を導入することで店舗運営における水の使用を最小限に抑えています。

外気風量モニタリングとしては、室内換気量の確保と省エネルギーのために空調機の外気量を計測し、基準値を外れた場合にアラートが上がるシステムを導入しています。

IKEA前橋では、さらに再エネへのアクセスとエネルギー使用量の削減と共に、ゴミの削減とリサイクルへの取り組みなどお客さまとともに取り組む循環型ビジネスを導入しています。

未来へ向けたサステナビリティへの取り組み



IKEA前橋では、以下のような取り組みも進めています。

EV充電器の設置: お客さまの来店に伴うCO2をはじめとした温室効果ガスの排出量を削減するため、EV充電器を屋外駐車場に8台設置予定です。
太陽光パネルの追加設置: 開業時に1378枚の517.5KWソーラーパネル導入による自家発電および消費を行っています。2024年9月末ごろ追加でソーラーパネル896枚(524.16kW)設置が完了し、さらに600kWhの蓄電池を設置することで、国内の店舗では最も高いエネルギー自給率36%を目指します。不足分についても、電力小売市場より再生可能電力を購入し、国内の他のイケア店舗、物流センター同様、100%再エネ電力で運営しています。

代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer ペトラ・ファーレは、今回のLEED認証取得について、「これまでの店舗や物流センターでの一つひとつの取り組みの積み重ねによって成しえたことで、とても誇りに思います。私たちの唯一の『家』である地球を守るため、環境に配慮した店舗運営を通じて環境や社会に貢献したいと考えています。『LEED GOLD®認証』の取得はその一歩にすぎません。引き続きLife at Home(家での暮らし)のパートナーとして、快適でサステナブルな毎日の暮らしをお届けするとともに、地域の皆さんと一緒に、人々、社会、地球にポジティブな影響をもたらしていきたいと考えています。」とコメントしています。

IKEA前橋は、今後も環境負荷の低減とサステナビリティへの取り組みを強化し、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。


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