福島県とNECが開催した若手交流会について
2025年1月30日、福島県とNECは福島市の杉妻会館にて、若手社員と職員を対象にした交流会を開催しました。このイベントは、地域のデジタル変革(DX)や、福島産品の振興を目的としており、両者の包括的な連携の一環として実施されました。
福島県中央計算センター(FCC)とNECは、2024年2月に締結した包括連携協定を基に、福島県内のDXの推進に向けた取り組みを進めています。FCCは1967年から地域密着型のITサービスを提供しており、最新のデータセンターやITアウトソーシングサービスを展開してきました。この会議では、福島県とFCC、NECの代表がそれぞれの取り組みや現在の行政課題について共有し、グループディスカッションを通じて活発な意見交換が行われました。
実施概要
- - 日時: 令和7年1月30日(木)13:30~17:15
- - 会場: 杉妻会館(福島市杉妻町3-45)
- - 参加者: 福島県企画調整部、FCC経営企画室、NEC社会公共インテグレーション統括部からの職員が集まりました。
イベントの内容
各者の取り組み紹介
福島県の復興状況について、宇佐美主幹が説明しました。震災から14年経過し、復興に向けた変化を取り入れた具体例を紹介しました。FCCとNECからも、それぞれのDX関連の取り組みが10分程度で説明され、参加者はそれぞれの視点から情報を得ることができました。
グループディスカッション
参加者は4つのグループに分かれ、以下のテーマについて自由に意見を述べ合いました。
1. 魅力度ランキング向上策
2. DXで実現したい自治体サービス
3. 未来の働き方アップデート
4. 県産品のPRや風評払拭のためのDX活用方法
異なる業種からの視点で意見が交換され、行政の課題解決に向けた具体的な提言が生まれました。
グループ発表
各グループは選定したテーマについて現状や解決策をまとめ、プレゼンテーションを行いました。それぞれのグループからは、AIを駆使した業務効率化や県のプロモーション施策など、創造的なアイデアが出されました。
懇親会
交流会の終了後には参加者同士のネットワーキングが行われ、福島の地酒が振る舞われました。参加者はこの機会を通じて新たなつながりを得たと声を揃えています。
参加者の感想
参加者たちは「異業種の仲間とのディスカッションが刺激となった」「視野を広げる貴重な経験ができた」といった感想を述べていました。福島県企画調整部の佐藤政策監も、地域の課題解決に向けたさらなる交流の重要性を唱えています。
今後もこの「ご縁」を大事にし、福島の復興や地域のさらなる発展のために継続的な取り組みが求められています。
本件に関するお問い合わせは、
NEC 社会公共インテグレーション統括部まで。