早稲田大学の新Podcastエピソードの魅力
早稲田大学(東京都新宿区)が提供する英語Podcast番組『Rigorous Research, Real Impact』の第2シーズンが展開されている中、2025年10月21日に新エピソード「Social Construction of Territorial Disputes in Northeast Asia」が配信されました。この番組は、リスナーに高品質な研究の内容を届けることを目的としており、スマートフォン専用アプリや各種プラットフォーム(Spotify、Apple Podcasts、Amazon Music、YouTubeなど)で無料で楽しむことができます。
エピソード3の内容
今回のエピソードは、博士後期課程在籍のMC、柴思原(柴田海)氏が進行役となり、早稲田大学の国際学術院で教鞭を執るブフ アレクサンダー教授にお話を聞く形で進行します。アレクサンダー教授は、領土紛争に関連する権威ある研究者として知られており、特に独島(竹島)や北方領土問題に焦点を当てた議論が行われる予定です。
領土紛争の議論は、単に政治や歴史の背景のみならず、国家や国民のアイデンティティがどのように形成され、社会的に構築されていくかという側面にまで及びます。教授は、非国家主体の影響が及ぼす領域についても詳しく解説し、トピックに対する深い洞察を提供してくれます。また、教授自身の研究者としての歩みや、早稲田大学のユニークな研究環境、さらには大学院アジア太平洋研究科で重要視される学生の主体性についても言及される予定です。
Podcastのシーズン概要
この英語のPodcast番組は第2シーズン全8回にわたり、各エピソード約15分の内容で構成されています。番組では、さまざまな優れた研究者がゲストとして招かれ、彼らの最近の研究活動や早稲田大学ならではの英語学位プログラムの魅力が共有されます。今シーズンのテーマには、日本の社会言語学的コンテキストにおける「トランスランゲージ」の概念や、ゲームデザイナー小島秀夫氏をも取り上げた幅広い内容が含まれます。大学への進学を希望するリスナーや、さらなる学びを考えている学生にとって、興味深い情報が詰まっています。
次回のエピソード予定
エピソードは2週ごとに配信される予定で、今後も様々なテーマが取り上げられます。エピソード4は2025年11月4日の配信予定で、セドンジャック准教授が「Market Makers: The Politics of Market Design」に関する話を共有します。また、エピソード5は香川めぐみ准教授が「Hybrid Peacebuilding: Local Voices in Conflict Resolution」について、エピソード6ではピタルクパウ准教授が「Authors, Abnormality, and Identity in Modern Japan」について語ります。これらも非常に興味深い内容となっています。
早稲田大学の国際的な魅力
早稲田大学は、現在6学部と15研究科で英語学位プログラムを提供しており、日本国内で最も多くの留学生を受け入れている大学とされています(日本学生支援機構2024年報告)。また、QS世界大学ランキングでも、特に人文・芸術系や社会科学・経営系の分野で世界トップ100にランクインしています。これは、グローバルに展開する研究と教育のクオリティを示す証拠です。
このように、早稲田大学の英語Podcast『Rigorous Research, Real Impact』は、新しい知見を得るための貴重なプラットフォームです。興味のある方はぜひこの機会に聴いてみてください。