縦スクロール漫画の新たな楽しみ方
KADOKAWAは、縦スクロール形式で配信する人気漫画レーベル「タテスクコミック」の新たな作品として、『じれ恋、はじめました。~君と私で、恋になるまで~【タテスク】【電子単行本版】』を2025年2月5日(水)にリリースすることを発表しました。この作品は、上下巻に分かれており、全話を一気に読むことができる魅力があります。読者はBOOK☆WALKERをはじめとする18の電子書店からアクセス可能です。
タテスク電子単行本の画期的な特徴
KADOKAWAでは、2024年に行った読者を対象にしたアンケート調査を受け、特に「まとめ買い」を希望する層が存在することを把握しました。そこで彼らのニーズに応える形で、フルカラーで楽しめる「タテスク電子単行本」という新しい形態を導入しました。最新のレパートリーとして登場するのは、先に配信された『ある夜、ストーカーを脅迫して彼氏にしました。【タテスク】【電子単行本版】』です。この第1弾作品は、2024年12月5日にスタートし、全話を一気に楽しむことができるため、多忙な読者にもぴったりです。
『じれ恋、はじめました。』の物語とは
この漫画は、社会人3年目の主人公、枡川ちひろが、既に良好な関係を築いている同期の瀬尾央との距離を縮めようと奮闘する恋物語です。彼女は、日々の飲み会では決して夜を明かさず「23時の壁」を越えられないもどかしさを抱いていました。そんな中、友人に「他の女に取られたらどうするの?」と言われ、急に焦りを感じます。
物語は、ちひろが瀬尾との関係を深めようとする努力を描写しつつ、時には思いがけない出来事が二人の関係を揺さぶります。話が進むにつれ、彼女の内面的な葛藤や、友人やライバルの影響が絡まり、ストーリーはますます引き込まれていきます。
続編と結末について
『じれ恋、はじめました。~君と私で、恋になるまで~【タテスク】【電子単行本版】下』では、ちひろが恋心に気付く場面が描かれ、思い描いた「恋」が近づいてきます。しかし業務上のトラブルや友人からの恋の宣戦布告など、さまざまな試練が彼女を待ち受けています。結局、彼女は自分の感情に向き合うことに成功し、自らの道を切り開くことができるのか、読者の心をつかむ波乱が続きます。
タテスクコミックとは
「タテスクコミック」は、KADOKAWAが提供するスマホで手軽に楽しめる縦スクロール型の漫画レーベルです。日本発のフルカラー作品を国内外で多数配信しており、独自の楽しみ方で作品をリリースし続けています。公式サイトでは、さらに多くの情報や新作の告知も行っています。
KADOKAWAの取り組み
KADOKAWAは、出版だけでなく、映像やゲーム、Webサービス、教育事業など幅広いエンターテインメントを展開する企業です。彼らは独自の戦略を持ち、グローバルなメディアミックスを実現することを目指しています。
『じれ恋、はじめました。~君と私で、恋になるまで~』は、恋愛に臆病な大人たちの心情を描く王道のラブストーリーです。ぜひこの機会に、新しい読書体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。