「スタンダード・ZERO」で変わる未来の住環境
株式会社三建(本社:兵庫県加古川市)は、世界レベルの断熱性能を有する住宅と再生可能エネルギー、そして電気自動車(EV)を組み合わせた新型住宅「スタンダード・ZERO」を発表しました。この住宅は、電気やガソリンに依存しない、持続可能な暮らし方を実現することを目指しています。
売り出しの背景
近年、自然災害やエネルギー価格の急騰といった社会の変化から、住宅の役割も大きく変わってきました。従来の居住性能や快適性から、いかにして停電時に生活を維持できるか、また電気代や燃料費の変動に影響されずに生活できるかが重視されるようになっています。特に、災害時に自宅で電力を自給できる能力は、避難生活のストレスを軽減する重要な要素となります。
住宅としての「スタンダード・ZERO」
「スタンダード・ZERO」は、三建の「2050 STANDARD HOUSE」基準に則り、高性能住宅に太陽光発電と電気自動車(EV)を組み合わせることによって、エネルギー循環を持つ新しい住まいの提案を行っています。このモデルでは、住宅自体が発電所となり、蓄電池としての機能とEVへの充電設備を提供することで、生活に必要なエネルギーを自給自足できるようになります。
特徴
1.
高い断熱性能
- HEAT20 G3レベルの断熱性能を備えた三建の住宅は、エネルギー消費を大幅に削減可能です。冬季の暖房費を抑え、高性能住宅では電気代が約4分の1にまで低減されます。
2.
自家発電によるエネルギー自給
- 住宅の屋根に設置された8kWの太陽光発電システムにより、家庭で電力を自ら生成できるため、夜間や停電時でも自宅のエネルギーを自給可能にします。
3.
EVをエネルギー設備として活用
- 「スタンダード・ZERO」は、単なる輸送手段を超え、電気自動車(EV)が家庭のエネルギー設備として機能します。太陽光で作られた電気をEVに充電することで、ガソリン代を削減し、環境にも優しい生活を可能にします。
4.
停電対策としての機能
- V2Hシステムを利用すれば、停電時にEVから家庭に電力を供給し、照明や冷暖房、通信機器を稼働させることができるため、レジリエンスの高い住環境が整います。
5.
コスト効率の良さ
- この住宅は、初期投資以上にライフサイクルコストを重視して設計されています。電気・ガソリン代を含め、35年間で1000万円以上のコスト削減が見込まれます。
今後の展開
三建は、これからも高性能住宅、再生可能エネルギー、電動モビリティを融合させ、2050年のカーボンニュートラル社会に向けた住まい方の変革に取り組んでいきます。また、2026年夏には「スタンダード・ZERO」のモデルハウスを公開する予定です。このモデルハウスでは、実際の居住空間としての体験に加え、BYD正規ディーラーとの協力で最新の電気自動車を展示する計画です。三建は「2050 STANDARD HOUSE」の理念を掲げ、快適で持続可能な未来の住環境を提供し続けます。
「スタンダード・ZERO」は、これからの住宅の新しい形を示すものとして、多くの家庭に新たな安心と快適さをもたらすことでしょう。