次世代の歌舞伎を担う市川團子の挑戦
2025年11月1日から3日まで、京都芸術劇場 春秋座にて「藤間勘十郎 芸術監督プログラム 第二回 市川團子新翔 春秋会」が開催されます。本公演は、若き歌舞伎俳優である市川團子さんが、芸術監督藤間勘十郎さんと共に新たな挑戦をする一大イベントです。日程は、11月1日と2日の各日2回、11時と15時の計4回の公演が行われる予定です。
公演の概要
この特別公演は京都芸術大学内に位置する、国内初の大学劇場として知られる春秋座で開催されます。チケットの価格は、一般向けがS席12,000円、A席10,500円、B席9,000円。また、学生やユースを対象にした特価格も用意されており、4,500円で鑑賞できるのは大変お得です。公演は、未就学児童の入場が不可になっているため、観劇時には十分にご注意ください。
演目と出演者一覧
本公演では、以下の演目が予定されています。第1部には「素踊り種蒔三番叟」や「藤娘」、第2部では「流星」が披露されます。特に注目すべきは、市川團子さんが宙乗りに挑戦する「流星」で、観客を引き込む迫力ある演技に期待が高まります。出演者として、藤間勘十郎さんを特別ゲストに迎えることで、さらに魅力が増すこと間違いなしです。
市川團子のプロフィール
市川團子さんは、平成16年生まれの注目の若手歌舞伎俳優で、名家に生まれ育ち、その素晴らしい技術で観客を魅了してきました。彼は、父である市川中車さん、祖父の市川猿翁さんと同じく、歌舞伎界の未来を期待される存在です。
彼の初舞台は6歳で、以降も大型舞台に出演。特に「新翔春秋会」では、自ら立ち上げた新しい舞台でその才能を発揮し、観客から高い評価を得ています。今回の京都公演ではさらに成長した姿を見ることができるでしょう。
チケット販売信息
チケットの販売は、2025年7月22日からの劇場友の会先行予約を皮切りに、一般発売が行われます。オンラインでの購入も可能で、京都芸術劇場の公式サイトを通じての予約をお勧めします。初めて友の会に入会することで先行予約を利用できるため、検討してみる価値があります。
特別な託児サービス
また、11月3日には託児サービスも用意され、お子様連れの方にも配慮がされています。生後6ヶ月以上の子どもを対象としており、事前予約が必要です。
結果的に
市川團子さんが挑むこの舞台「新翔 春秋会」は、観客だけでなく、彼自身にとっても新たな成長のステージとなることでしょう。この貴重な機会を逃さず、ぜひ観劇を楽しみましょう。情熱あるパフォーマンスからは、次世代歌舞伎の未来を感じられることでしょう。
公演に関する詳しいことは、京都芸術大学の舞台芸術研究センターまでお問い合わせください。