防衛産業の新傾向と展望
2026年2月4日、水曜日の午後1時から3時に、東京都港区にあるSSKセミナールームで「防衛産業の新傾向と展望」と題したセミナーが行われます。本セミナーでは、防衛省の防衛研究所で主任研究官を務める小野圭司氏が講師を務め、現在の防衛産業の課題や将来の展望について深く掘り下げます。
世界の防衛支出の動向
近年、世界的に防衛費が増額されている中で、防衛産業は車両、艦艇、航空機、火砲、弾薬といった従来の重厚長大型製造業が優先されてきました。しかしながら、最近のトレンドは宇宙、サイバー、電磁波といった新しい領域への拡大を見せています。講師は、防衛産業の世界的潮流、特に西側諸国や中国・ロシアとの比較を踏まえ、その影響について語ります。
日本の防衛産業の構造
日本の防衛産業は戦後の制約によって形作られ、長年にわたり大企業による支配が続いてきました。しかし、近年はITや宇宙関連のスタートアップが登場し、これまでの枠組みを揺るがす存在となっています。本セミナーでは、日本の防衛産業の過去や現在、さらには課題についても取り上げます。
新たな起業家精神の台頭
特に注目されるのは、スタートアップ企業の台頭です。これにより、防衛産業のイノベーションが加速してきています。しかし、その一方で、組織の硬直や意思決定の遅れといった問題も依然として残されており、『失敗の本質』が示すように、企業内部の課題を克服する必要性もあります。
参加者とのコミュニケーション
セミナーでは、質疑応答の時間が設けられており、参加者は直接講師に対して疑問や意見を述べることができます。また、名刺交換の機会も用意され、ビジネスネットワークを広げるチャンスとしても活用できます。
受講方法
参加者は、会場での受講のほか、Zoomウェビナーによるライブ配信や、アーカイブ配信を通じて後日何度でも視聴可能です。この形態により、参加者は自身の都合に合わせた学びができ、より多くの人々に新たな知識が提供されることを期待しています。
事務局の紹介
本セミナーは新社会システム総合研究所が主催しています。SSKは、法人向けのビジネスセミナーを年間約500回企画・開催している団体であり、28年以上の歴史を持ちます。多様化するビジネス環境に対してハイレベルな情報を提供し、事業機会の創出に貢献することを目的としています。
今後の防衛産業の展望や新傾向について興味がある方々には、非常に意義深いセミナーとなることでしょう。ぜひ、この機会をお見逃しなく。参加申し込みについては、
こちらからご確認ください。