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全国から集まる！おいしく減塩お惣菜コンテスト

国立循環器病研究センター（以下「国循」）が、医薬基盤・健康・栄養研究所と共に、減塩をテーマにした「第7回S-1g大会」を2026年1月31日（土）に開催することを発表しました。この大会は「まずは1品から！おいしく減塩お惣菜コンテスト」と銘打ち、健康的な食生活を広めることを目的にしています。特に食塩の摂取過多が高血圧や心臓病といった循環器病のリスクを高めるため、減塩の重要性が強調されているのです。

人気のファイナリストが決定

第7回大会には69件の応募があり、厳正なる一次審査を通過した8組がファイナリストとして選ばれました。これらの応募者は、東京、静岡、京都、大阪、兵庫といった地域から、小学生から90歳代までの多様な世代の方々が参加しています。

選ばれたファイナリストたちは、1月31日の決勝戦にて、各自のレシピを実演し、味わいを審査員に披露します。国循賞やその他の賞も数多く用意されており、特に「国循賞」は金賞に20万円が贈られる見込みです。

減塩の重要性とは？

国循が減塩に取り組む理由は、食塩を摂りすぎることが高血圧や心臓病と関係が深いからです。日本人の20歳以上の平均的な食塩摂取量は1日あたり9.8gで、国の目標の成人男性7.5g、女性6.5gを上回っていることが懸念されています。食塩の摂取を1g減らすことで血圧も0.5～1mmHg下がることが証明されているため、減塩が重要視されています。

この大会を通じて、減塩の啓発が広がることが期待されています。国循では「かるしお」調理法を用い、減塩の価値を伝える活動にも力を入れています。また、2014年からは国民に向けて魅力的な減塩レシピを募集し、優秀作を全国に広めるイベントを行ってきました。

第7回S-1g大会 概要

• - 開催日: 2026年1月31日（土）午後12:30 開会（予定）
• - 会場: 大阪ガスハグミュージアム（大阪市西区千代崎）

優秀なレシピには、それぞれ賞金が用意されています。具体的には、金賞に20万円、銀賞に7万円、銅賞に3万円が用意され、家庭で手軽に作れるお惣菜のコンテストでも賞金が授与される予定です。

このように、楽しみながら減塩を学ぶ機会を提供するS-1g大会は、健康的な食生活の実現に向けた大きな一歩です。これからも、減塩を意識したライフスタイルが広がっていくことを期待しています。

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